朝の三日月。

2008年7月29日
今夜も仕事絡みで飲むことになっていたので、車を置いて徒歩出勤。
手袋して日傘さして、うつむいてあるいていたら、コンビニ横のポストの下にベーグルくらいのおおきさのチビ黒猫がちょこんと座っていた。
おおおおおお。
なんというふわふわ。なんというちびちび。
そしてなんというめやに。なんというほこりっぽさ。
あ、洗いたい!

ひとさしゆびを鼻先につきつけてやったら、くんくん嗅いで、かぷんと噛み付いて、両手の爪だして組み付いてきた。
ベーグルサイズのちびのくせになまいきー。かわいいー。
にゅうっとあらわれた爪は、体のわりにおおきく、つやつやした半透明の三日月だった。

あのちびが今日も、これからも、なにかしら食べるものがありますように。車やバイクや自転車に踏みつけられず、のびのびおおきくなりますように。

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