遠い花火・2
2008年8月11日先週末はこの町の花火大会なのだったが、もちろん行かなかった。わざわざ年齢と孤独を感じになんか行くもんか。ふん。
仕事帰りの車の中から、浴衣姿でうきうき歩いてゆく若いカップルを横目で見ながら、こころのなかで毒づいた。
まあなんて趣味の悪い浴衣だろう。その上どうして最近の子はあんなに姿勢が悪いんだかね。おまけにどの子も着付けがブカブカしてみっともない。ああ、やだやだ。
ま、ただたんに若いうちしか着られない派手な色柄を妬んでいるんだし(でもやっぱり私は浴衣は紺地が好き)、着付けがブカブカに見えるのはたぶんおっぱいがおおきくてウエストがきゅっと締まってるせいだし、つまりともかく私はすねてるだけなのであります。
自分が年寄りだっていうことに。
もうあんなふうに、ただそこにいるだけでウキウキ・キラキラした何かに全身を包まれているような愛らしさを持つことはないのだなあっていうことに。
浴衣、買おうかな。
ひとりで家で着るだけでも。
お気に入りの金魚柄の浴衣、出てきた家に置いてきちゃったからなあ。
はやくそういうことも片付けなくちゃいけないのだけれど。
仕事帰りの車の中から、浴衣姿でうきうき歩いてゆく若いカップルを横目で見ながら、こころのなかで毒づいた。
まあなんて趣味の悪い浴衣だろう。その上どうして最近の子はあんなに姿勢が悪いんだかね。おまけにどの子も着付けがブカブカしてみっともない。ああ、やだやだ。
ま、ただたんに若いうちしか着られない派手な色柄を妬んでいるんだし(でもやっぱり私は浴衣は紺地が好き)、着付けがブカブカに見えるのはたぶんおっぱいがおおきくてウエストがきゅっと締まってるせいだし、つまりともかく私はすねてるだけなのであります。
自分が年寄りだっていうことに。
もうあんなふうに、ただそこにいるだけでウキウキ・キラキラした何かに全身を包まれているような愛らしさを持つことはないのだなあっていうことに。
浴衣、買おうかな。
ひとりで家で着るだけでも。
お気に入りの金魚柄の浴衣、出てきた家に置いてきちゃったからなあ。
はやくそういうことも片付けなくちゃいけないのだけれど。
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