夜中に物凄い雷鳴で目が覚めた。
カーテン越しにでも煌々とした稲光がひらめくので、気になって気になってカーテンを開け、布団の中から明滅する空を眺めた。
お腹にずしんと響く雷鳴を楽しんだ。
ひゅーひゅー。かっこいいー。
って、不謹慎でしょうけど。

すっかり目が覚めてしまったので、湯本香樹実「春のオルガン」を一気読み。いい作品だ。こころをぎゅっとつかまれる。
大人になることの面白さは、大人のままでいながら3歳の自分も12歳の自分も18歳の自分も抱えているということ。
記憶があるから生きてゆけるのだけれども、何度も何度も追体験するのって、嬉しかったことより、悲しかったり淋しかったりしたことなので、なんだかなあである。
ま、悲しいやら辛いやら淋しいやらの経験値が武器の中年なのでしょう。
さて、もっと長生きして経験値増やして最強になってやるか。

いつもよりもちょっとだけ遅く起きて窓を開けようとしたら、網戸の内側に虫が!!昆虫が!!なんでー!なんのための網戸?!これって何虫?!っていうのはどうでもよくって、虫は虫だよっ!!!あああ、窓が開けられない!どうしたらいいの!
外はどんより曇り空だから、きっと窓を開ければ涼しいんじゃないかと思うのだけれど、開けられない。開けられないよー。
昆虫が入ってきませんように!と祈りながら、そろそろと網戸を半分開けて、ガラス戸をぴっちり閉め、エアコンをつける。シルエットを見るのも嫌なので、カーテンも閉める。
早くどこかに行ってくれますように。

声を大にして言いたい。
何のための網戸なの!どこから入り込んだの!わーん!

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