永遠の娘。

2008年10月20日 日常
最近の事務的進展を電話で母に伝える。
うん、うん、そお、と相槌打っていた母が、一瞬言いよどんでから、言う。
「今は大丈夫そうだけど、とうとういよいよ本当に判子押したら、あんた、また、しゅーんってなるんやろうねえ。」
ああ、うん、そうかな。ええっと、そうかなあ。
この年齢になって未だに母に心配をかけていることを思うと、こっちの言葉も詰まってしまう。

私はとうとう親というものにはならないまま終わるみたいだ。
ずうっと、母の娘であり、姉の妹であるだけ。
親の気持ち、というものは想像することしかできない。
そして、親の言葉っていうのは、いとも簡単に想像を超えちゃうんだな。
たとえば3人の子持ちの友人と私の会話はこんなふうだった。
「やっぱり自分のことより子供のことを第一に考えちゃうもの?」
「えー…と。そうねえ。というか自分と子供、分けて考えてないっていうか、自分の中に子供がごく普通にあるから、特別に子供第一とか、いちいち考えない。」
そ、そうなんですかあ。
やっぱりよくわからない。
とりあえずひとりになってでなおしてみます。

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