千々に

2008年11月2日 日常
金曜日、車で2時間かけて来てくれた姉と一緒に行政書士事務所に相談に行った。
ネットで調べただけでは漠然としかわからなかったことをいくつか確認し、少しは前に進めた気がした。けれど、結局は銀行や公庫の判断を待つしかないわけで、私は何をすることもできない。うまくいきますように、と、祈ることくらいかなあ。
不安だし、いらいらもするけれど、「もし銀行や公庫がだめだっていうんだったら、彼を追い出してあんたがマンションを取ればいいのよ、私が保証人になるから。それで売るなり貸すなりすればいいだけのことよ。」と姉は言う。まあ確かに、私も姉もそれなりに堅実な仕事を持っているので、二人がかりならきっと大丈夫なのだ。それに比べて夫には保証人になってくれる身内は誰もいない。可哀想なような小気味いいような後ろめたいような気持ち。

夫のいやなところ、冷たいところ、傷つけられたあれこれを思い出しては「私の14年間の結婚生活って、出会ってからの23年間って無駄だったの?」と思っては落ちこみ、だからといって、夫のいいところや楽しかったできごとなんかを思い出すと今度は「どうしてこんなことになっちゃったの?」と思って落ち込む、というふうに感情の振幅が大きくてくたくたになる。もう決断したことなのに、やっぱりまだなんだかどこか信じられないでいるみたい。あまりにもずっと一緒にいたひとだもの。
実家に帰り、姉と母とそんな話をして、母の手料理をたくさん食べて、ビールやワインや焼酎を飲んで、ふらふらに酔っ払い(母は飲めないので素面ですが)「でもでも、やっぱり、別れるっていう決断は間違ってない!」と3人で確認しあってから、ぐうぐう寝た。そして、いやな夢を見た。

はやくなにもかも終わってしまえばいいのに。


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