みんな夢の中

2008年12月8日 日常
どんよりした気分で起きる。
週末のできごとがまだちょっと尾を引いている。
手をつないでの夜の散歩も抱擁もこのうえなく好きだけれど、先様の平穏な暮らしと、お互いの仕事のためには、ややこしいことにならないのがいちばん。
そう決めて、あーあ、つまんないなーと思う。
で、ふっと浮かんできたのが「みんな夢の中」っていう昔の歌だった。
どうせ夢だものー♪と、こころのなかで歌う。

恋の定義って何?って話を昔、友達としたことがあった。言葉の選び方は違えど結局つまり「個人的に・ふたりっきりで・なにかしらの関わりをもちたい」ってことでしょって結論になり「だから恋は同時進行でもいくらでもあるんだよ。相手は芸能人でもなんでもいいんだよ。ふたりっきりになりたーい、と思えばさあ。」と、友達は言ってた。ん、まあ、その伝でいけば今回のことは、お互いに恋したよねえ、なかなかすてきな夜だったよねえ、ということだ。同僚さんをうまくまいて、ふたりでおちあったりしてね(笑)。

部屋を出て階段をとんとん下りて、あまいきすをした踊り場を通るとき、ちょっとまだうっとりして、でも振り切って出社。
仕事中、担当の後輩女子あてに彼から電話がかかってきたので、電話を代わってもらって、「先日はお世話になりまして、ありがとうございました。酔っ払ってお騒がせしましたー。」って、何事もなかったように言った(つもり。ちょっと口調や声のテンションが変だったかも)。
向こうも同じような対応だったから、がっかりとさみしいやら、まあそうでしょって苦笑するやら、感情がめまぐるしく動く。ああ大変。でも、こういうことだったのだ、恋ってもんは。って感動したりもする。わたし、恋しました。できました。さあ、社会復帰への第一歩だ。

で、挙動不審になりながらも仕事上のお付き合い的挨拶を交わしつつ、「あ、わたし、この人の声、すごく好き。」ってことがはっきりくっきりとこころに残った。今度から電話を取るのが楽しみになるかも。あまりにもささやかだけど、まあいいか。どうせ夢だもの。

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