古い夢

2008年12月30日 日常 コメント (5)
今朝は5時起きだったのに、夢を見て夜中に目が覚めて、しばらくねむれなかった。
古い町の、古い古いアパートに、夫とふたりで引っ越してきたという夢。
家具も古くて、テレビなんかチャンネル式で、ベランダの手すりも錆びている。
そのベランダにふたりで並んで、夕暮れの川の土手と電車を眺めていた。
「ずいぶん古いとこに来たなあ。」と、夫が言う。
「ぜんぜんへいき。」と、わたしは笑って言っていた。
「だってこれから始まるんだもーん。」と。

嘘だ、こんなの。
わたし、こんなこと求めてない。もう欲しくない。
いったい何をやっているのだ、わたしの脳味噌は。わたしの無意識は。
わたしはわたしの身を、こころを守るために、必死に戦ってきたのに。
くやしい。
夢の中のわたしが、なんだか満たされていたふうなのが、くやしい。
穏やかだったころのふたりの雰囲気が懐かしかったことが、くやしい。
くやしい。

コメント

神藤恭平
2008年12月30日17:15

こんばんわ。

自分の身ではなくて、自分の心ではなくて、なにより自分の人生を愛してあげてください。

孤独を愛すれば(愛するふりをすれば)喪失はないかもしれないけど。でもそれは転びたくないから歩かないってことでしょう?もったいないです!

世界は僕たちが思ってる100億倍大きいし深いし、僕たちがまだ想像もできないきれいな景色も暖かい場所もありますよ!

la vie en rose
la vie en rose
2008年12月31日2:11

こんばんは、蜜柑さん^^

蜜柑さんと知り合ってまだ日は浅いです。
蜜柑さんは当然 私よりお若いです。
でも、私 そのくやしい というお気持ちが何となくわかります。 私の場合は、自分にくやしくって、くやしくって・・

これまでがあるから 今の蜜柑さんが在る。
今の蜜柑さんが在るから これからがある。
時は必らす”過ぎる・・
過去を忘れはしないけれど、認め許すことは出来る・・

蜜柑さんにぎゅっ!

蜜桃
2008年12月31日15:14

神藤恭平さん。
こんにちは。
コメント、何度も読みました。考えてみました。
わたしやっぱりまだ転ぶのが(その痛みが)怖くて、身もこころも固くしているんですよね。痛みの記憶はかんたんには消えないけど、いつまでもひとりでうずくまっているのはつまんないですよね。
想像もできないきれいな景色やあたたかい場所。
そこにわたしはいつか行けるかなあ。わたしの居場所はあるかなあ。
来年は、そんな場所を探しに歩いていくための力をつける年にしたいです。
ありがとうございました。

la vie en roseさん。
いつもやさしい言葉をかけてくださって、ありがとうございます。
過去って重いですね。しあわせだった過去も、きつかった過去も。
ずっときちんと自分で背負ってあるくために、力つけなくちゃですね。
「なかったこと」になんて、できないし、しちゃいけないですものね。
ぎゅっ!って、嬉しかったです。
抱擁、するのもされるのも大好きです(にっこり)。
la vieさんにも、ぎゅーっ!

Mimi
2008年12月31日22:33

蜜柑さん

わたしも、「くやしい気持ち」分かります。

がんばって前に進んでいたつもりなのに、過去に、するっと戻ってしまったような瞬間。
もう現実には、どこにも存在しない“過去”。
とっくに決別したつもりなのに、いまだに居心地が良かったり、ほっとしたりしたら、今までがんばってきた時間はどこに行ってしまったの?って、思いますよね。

蜜柑さんは、孤独を愛しているというよりも、今は、孤独を受け入れる力、ご自分を背負っていく力をつけていられるのだと思います。孤独を受け入れる力があってこそ、依存するのでなく、ちゃんと人を、場所を、景色を愛せるのですから。
傷がちゃんとふさがるまで、無理はしないで、自分を可愛がってあげてくださいね。
そのうち、ちゃんと力が沸いて来て、いつの間にか、歩き出してますよ!

人生、こころ冷え込む冬もあれば、なにかうれしい春もあり、情熱的な夏もあり、落ち着いた秋もあり…。
そんな繰り返しの中で、間違いや、つまづきを重ねながら、ほんとうにうれしいことの価値が見えてくるのだと思います。
おたがいに、がんばりましょうね!

蜜桃
2008年12月31日23:54

Mimiさん。
こんばんは。
日本は今、紅白が終わって、TVから除夜の鐘が聞こえているところです。
明日は雪がちらつく元旦になりそうです。
わたし今酔っ払っていて、きちんとした言葉でお礼を言えないけれど、でも、Mimiさんの気持ち、受け取りましたっていうことだけは今日中にお返事したくて。
ありがとうございました。
もっともっとつよくなりたいです。
Mimiさんにも、ぎゅっ。
お互い、すてきな新年になりますように。


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