1/24(土)
雪が降るのを楽しみにしていたのに、天気予報は外れて上天気だった。
かりっと寒くて、圧倒されるような青空で。
風邪はもうほとんど治ったみたい。からだが軽くなっている。
あたたかく着こんで美容院へ行く。
いつもどおりのショートボブ。いつもよりちょっとだけ短めに。
大好きな美容師さんに、「わたし、離婚したんだよーん」と明るく言ってみる。
それからあれこれ四方山話。
「いつかまた結婚したいって思います?」と聞かれて、ちょっと考えてみた。
「そうねえ。してもいい、しなくてもいい、かなあ。」と答える。
答えてから、ふぅん、わたしはそう思っていたのかあ、なんて思う(笑)。
まっすぐ帰る気にもなれず、でもどこへ行くあてもなく、街をあるく。
結局いつものコースをたどる。本屋、レンタルビデオ屋、コーヒー屋。
豆乳ラテを飲む間、買ったばかりの文庫本を読む。
花屋のガラス戸の内側でぐうぐう寝ている犬を眺め、街中にあふれているご家族連れやカップルたちからは目を背け、日が暮れる前に家へ帰る。
夕暮れの空を眺めながら、ひとりの部屋でビールを飲む。
雪よ降れ。雪よ降れー。って願ったけれど、とうとう一片も降らなかった。
つまんないのー、と思いながら黙々と読書していたら、突然猛然と圧倒的なつよさで性的欲望がわきおこってきて途方に暮れた。漠然とした人恋しさ、とかじゃない、リアルなからだの欲望。具体的に誰かを恋しく思うとかじゃない、ただただシンプルなからだの欲望。うーん、困った困った。春の猫のようににゃおにゃお鳴きながら相手を求めて歩き回りたいような気持ち。
困った困ったと思いながら、窓から外をじっと見る。たくさんの家々の灯り。あの灯りの下には、それぞれ何かしらの思いを抱えて、人が生きているんだよなあ、と思う。そして未練がましくいつまでも、雪が降ればいいのにーって思いながら飲み続けた。
雪が降るのを楽しみにしていたのに、天気予報は外れて上天気だった。
かりっと寒くて、圧倒されるような青空で。
風邪はもうほとんど治ったみたい。からだが軽くなっている。
あたたかく着こんで美容院へ行く。
いつもどおりのショートボブ。いつもよりちょっとだけ短めに。
大好きな美容師さんに、「わたし、離婚したんだよーん」と明るく言ってみる。
それからあれこれ四方山話。
「いつかまた結婚したいって思います?」と聞かれて、ちょっと考えてみた。
「そうねえ。してもいい、しなくてもいい、かなあ。」と答える。
答えてから、ふぅん、わたしはそう思っていたのかあ、なんて思う(笑)。
まっすぐ帰る気にもなれず、でもどこへ行くあてもなく、街をあるく。
結局いつものコースをたどる。本屋、レンタルビデオ屋、コーヒー屋。
豆乳ラテを飲む間、買ったばかりの文庫本を読む。
花屋のガラス戸の内側でぐうぐう寝ている犬を眺め、街中にあふれているご家族連れやカップルたちからは目を背け、日が暮れる前に家へ帰る。
夕暮れの空を眺めながら、ひとりの部屋でビールを飲む。
雪よ降れ。雪よ降れー。って願ったけれど、とうとう一片も降らなかった。
つまんないのー、と思いながら黙々と読書していたら、突然猛然と圧倒的なつよさで性的欲望がわきおこってきて途方に暮れた。漠然とした人恋しさ、とかじゃない、リアルなからだの欲望。具体的に誰かを恋しく思うとかじゃない、ただただシンプルなからだの欲望。うーん、困った困った。春の猫のようににゃおにゃお鳴きながら相手を求めて歩き回りたいような気持ち。
困った困ったと思いながら、窓から外をじっと見る。たくさんの家々の灯り。あの灯りの下には、それぞれ何かしらの思いを抱えて、人が生きているんだよなあ、と思う。そして未練がましくいつまでも、雪が降ればいいのにーって思いながら飲み続けた。
コメント