日記の功罪

2009年2月10日 日常
いろんなことが表面化してきたのは、去年の2月。
その少し前から週末にマンションに帰っても、夫が帰ってこない日が増えてた。
終電がなくなって友達のところに泊まっただの、少し離れた市で研修会と飲み会があるからホテルに泊まるだの、スノボに行くだの、なんだかんだ。
半分以上は疑ってたけど、というかわかってたけど、知りたくない気持ちも強かったから、そんな嘘を信じているふりをしていた。

その頃、3年連用日記を買って、つけはじめたんだった。
今でもだいたい毎日つけていて、もうすぐ丸1年が経つ。
そして「全て知ってしまった。」と書いてあるページが近づいている。
思い出せば今でもこころがざらざらと痛むけれど、離婚したことを後悔していないことだけは確か。あの頃、去年の今頃、わたしはとことん傷ついてはいたけれども、本当はもっとずっと前から、どうしようもなくだめになっていたんだし。なんとか取り繕って続けていたって、お互いにしあわせになんかなれないし。
でもねえ、やっぱり読み返すと、思い出すと、痛む。
あの日の痛み、あれから数ヶ月間の痛み。
来年の今頃、日記を開いたときにも、こんなふうに痛むのかな。
だんだん、だんだん、薄れていくんだろうな。
そうなるといい。

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