ひとりのお花見
今日は家の近くでお花見。
川沿いの道を上流へぶらぶらと歩いてゆくと、だんだん桜の木が増えてきて、屋台なんかも出ていて、ご家族連れやカップルや団体さんで、狭い遊歩道がごったがえしていた。
わたしはひとりぽっちであるいている。
こころがきゅっと縮こまるような淋しさを感じる。
でも、顔を上げてあるく。胸を張ってあるく。
それは、まだ五部咲きの桜を見上げるのにちょうどいい。
どうしようもなく淋しいけど、うつむいたりなんかしないんだ。
そう自分に言い聞かせてゆく。
川岸に腰掛けて、ひとりで、途中で買ったおひるごはんを食べる。
あるきながら、ひとりで缶ビールを飲む。
変な人だと思われても、かわいそうな人だと思われても、わたしはわたしの時間を楽しむのだ。

だけど。
こんな長閑な春の日に、一緒にあるいてくれるひとがいたらどんなにいいだろうって、泣きたいようなきもちになったのも本当。

コメント

かくの
2009年4月4日22:19

昨日はとても穏やかな花見日和でしたね。
また遊びに行きたいと思います。

蜜桃
2009年4月5日21:04

かくのさん。
まだしばらくは、桜をたのしめそうですね。
わたしもまたお花見に行くつもりです。

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