いっしゅん

2009年4月21日 日常
仕事中に偶然ばったり、とっても恩義がある(と勝手に思っている)作家さんにお会いしてしまった。
その方の書いた文章に、何度も何度も何度も救われたし、叱咤されたし、目を覚まさせられたし、泣いたし、げらげら笑わされたし、どれだけお世話になったかわからない。
仕事場だから、本当はいけないことだけれど、つい、小さな声で言ってしまった。
「いつも読ませていただいております。」
って。
作家さんは、一瞬きょとんとしたあとで、
「え?びっくりしたわー、こんなところで。」
っておっしゃって、笑っていらした。
本当は、もっともっとちゃんとお礼を言いたかった。
どんなに救われたか、伝えたかった。
あなたの書いた言葉を今でもメモ帳に書き留めているんです。
あなたの書いた文章の新聞の切抜きを、長い間持ち歩いていたんです。
って。
あまりにも一瞬で伝えられなかったけれど。

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