日々は過ぎる。
今でも時々、元夫のことをふいに思いだす。

思い出しかけたら、ぎゅうぎゅう蓋をして逃げることが多いけど
そーっと、ゆっくり、おそるおそる、記憶をたどることもある。
それが、少しずつ、できるように、なった。

会いたいとは思わないけれど、
今頃なにをしてるんだろうって、思うことはある。
今なにをしているの、どうしているのって、聞きたくなったりする。
わたし、今日こんなことがあったんだよって言いたいときもある。
あのおんなのひとと、再婚したのかしらって思ったりもする。
あんなふうだから、捨てられちゃったんじゃないのーって思ったりもする。
ちゃんとごはん食べてるかなあなんて、今さら思ったりもする。
早くハゲちゃえばいいのに、なんて思ったりもする。
わたしのことを、思い出すこともあるのかなあ、って思ったりもする。

なーんて言葉をぱちぱちとつむいでいたら、涙がどんどん出てきた。
うわ。泣くのは久しぶりだな。

コメント

la vie en rose
la vie en rose
2009年5月31日22:32

蜜桃さん^^

そんな日もありますね。
そんなことを思い出すのはいつまでだろう?と
同じ気持ちで思い出し続けるのかな?

明日から六月です。

蜜桃
2009年5月31日22:51

うん、そんな日もありますよね。
そしてきっと「同じ気持ちで思い出し続けること」なんてできないですよね。
日々は、過ぎていくんだもん。
でも、すっかり忘れてしまうことも、できないですよね。

明日から六月。早いなあ…。

la vie en rose
la vie en rose
2009年5月31日23:17

蜜桃さん^^

忘れるには濃すぎるけれど
思い出すには薄すぎる・・

みたいな♪

蜜桃
2009年6月2日19:00

la vie en roseさん。

んー。決して決して、薄すぎはしません。(きっぱり)
まだ今は、箍を外してしまえば、どれだけだって思い出せる。
箍を外すことは、とてもこわいです。
自分がしたことと、あのひとがしたこと。
それぞれの傷口に手を突っ込んでかきまわすようなことにもなるから。
だからわたしはそーっとそーっと、おそるおそる、痛くないところを、
あまくやさしかったところなんかを、探るように思い出したりしているのです。
そうしてみても、やっぱり痛いところに触れちゃうんだけども。
あまくたのしかったころを思い出せば、それを失った痛みを感じるし
お互いに傷つけあったころを思い出せば、まだほぼリアルに痛いから。
わたしはわたしの身を、こころを、その痛みから守るために、痛みを薄めるために
ハードに働き、無茶気味の予定を入れ、面倒な人付き合いをし、酒を飲み、
両手をぐーにして、だいじょうぶ、たのしいよ、と叫び続けています。
(東京生活は、実際ほんとに楽しいんですけど・笑)
きっとこの先、少しずつ薄まっていくことは、間違いないけれど
それを望んでいるんだけど、ちょっとさみしいっていうか…。
出会ってから24年だもの、簡単にはいかないですよね。
日々、感情はくるくる変わるから…。

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