昨日は会社の飲み会だった。
ずいぶん飲んで酔っ払って、数名で後輩の家へお邪魔することになった。
突然の訪問だったのに、きちんと掃除が行き届いた部屋で、可愛い奥さんと1歳半の子供ちゃんが出迎えてくれた。
たくさんのおもちゃ、絵本、まだ新しい家具や家電、甲斐甲斐しくお酒やつまみの準備をする奥さん、幼児番組が流れているテレビ…。
まだ若い家族の、ピカピカ輝くような幸せな気配が満ちている。
それで、ああわたしにもこんな日々があったなぁ(子供はいなかったけれど)、飲み会の帰りに夫が会社の同僚さんたちを連れてくるなんて連絡があると、いい奥さんだって思われたくて、ぱたぱたと一生懸命準備をしたっけ、なんて思い出してしまった。
あの古いマンションの部屋や、ふたりで選んだ家具や家電や、若かったわたしたちの姿や、(たぶんあったはずの)迷いのない愛情。
じわじわと湧き上がるように思い出され、どうしても我慢できなくなって、涙がどんどん出てきてしまった。
いくら酔っているからといっても、突然泣き出されたら、後輩や奥さんや同僚たちも驚くし、わたしも上手く取り繕えなくて、なんだかおかしな雰囲気のまま、お開きになる。
「いったいどうしたんすかー」
って、24歳の若いお父さんである後輩が困惑して聞くので
「いいおうちだね、いい家族だねって思ったら泣けてきちゃったよ。わたしにもこんなときがあったのになー、なくしちゃったんだなーって思ってさあ」
と、正直に答えたけれど、そんなこと言われても対応に困るよねえ(苦笑)。
みんなと駅で別れ、駅ビルのトイレでひとしきり泣いたのに、電車に乗っても涙は止まらず、とっても不審な泥酔おばさんっていうていたらくで帰ってきた。
自分が、ひとの幸せな姿を見て、こんなふうに動揺して泣いたりするなんて、思いもしなかった。
恥ずかしく、情けなく、それよりも、とにかく驚いた。
あーあ。
当分社内でいろいろと噂されるんだろうな…。
今日から遅い夏休みで、6日連休なのが救いだ。
わたしの耳に入らないところで何を言われたってかまわない。仕方ない。
でも来週までに、もう古い話題になって忘れられていればいいなぁ…。
あああ。
ずいぶん飲んで酔っ払って、数名で後輩の家へお邪魔することになった。
突然の訪問だったのに、きちんと掃除が行き届いた部屋で、可愛い奥さんと1歳半の子供ちゃんが出迎えてくれた。
たくさんのおもちゃ、絵本、まだ新しい家具や家電、甲斐甲斐しくお酒やつまみの準備をする奥さん、幼児番組が流れているテレビ…。
まだ若い家族の、ピカピカ輝くような幸せな気配が満ちている。
それで、ああわたしにもこんな日々があったなぁ(子供はいなかったけれど)、飲み会の帰りに夫が会社の同僚さんたちを連れてくるなんて連絡があると、いい奥さんだって思われたくて、ぱたぱたと一生懸命準備をしたっけ、なんて思い出してしまった。
あの古いマンションの部屋や、ふたりで選んだ家具や家電や、若かったわたしたちの姿や、(たぶんあったはずの)迷いのない愛情。
じわじわと湧き上がるように思い出され、どうしても我慢できなくなって、涙がどんどん出てきてしまった。
いくら酔っているからといっても、突然泣き出されたら、後輩や奥さんや同僚たちも驚くし、わたしも上手く取り繕えなくて、なんだかおかしな雰囲気のまま、お開きになる。
「いったいどうしたんすかー」
って、24歳の若いお父さんである後輩が困惑して聞くので
「いいおうちだね、いい家族だねって思ったら泣けてきちゃったよ。わたしにもこんなときがあったのになー、なくしちゃったんだなーって思ってさあ」
と、正直に答えたけれど、そんなこと言われても対応に困るよねえ(苦笑)。
みんなと駅で別れ、駅ビルのトイレでひとしきり泣いたのに、電車に乗っても涙は止まらず、とっても不審な泥酔おばさんっていうていたらくで帰ってきた。
自分が、ひとの幸せな姿を見て、こんなふうに動揺して泣いたりするなんて、思いもしなかった。
恥ずかしく、情けなく、それよりも、とにかく驚いた。
あーあ。
当分社内でいろいろと噂されるんだろうな…。
今日から遅い夏休みで、6日連休なのが救いだ。
わたしの耳に入らないところで何を言われたってかまわない。仕方ない。
でも来週までに、もう古い話題になって忘れられていればいいなぁ…。
あああ。
コメント
だいじょうぶ、だいじょうぶ!皆さんが理解出来ないこと(変な言い方で、ごめんなさいね。)だったら、蜜桃さんが、なんにも無かったように平気にしていると、皆さん、ああ、なんだ、たいしたことじゃないんだなって納得してくれちゃうみたいですよ。(長年生きた経験から。)
涙が出たのは、とっても良いことなんだと思います。涙で、心の中に溜まっていたものが浄化されるって言うこと、本当にあると思うし、泣いてしまった自分を突きつけられれば、うやむやには出来ないから、そこで何かに気づき、学びとって、次のステップへ少し進めるんだと思うんです。
きっと、そんなことの繰り返しで、いつか気がついたら、新しい自分が確立しているのでは…。泣き虫で、恥ずかしいことばかりしている私は、そう信じることにしています。(笑)
そうですよね。酔っ払いのことだもの、気にしすぎずに平気な顔して出勤することにします。かわいそうな孤独な中年おばさんだと思われていても、いいや。
涙で浄化されるものもあるよって、あのひとも今日、同じことを言ってくれました(にっこり)。
わたし、いつも強がっているけれど、本当はやはり孤独が怖いんだと思います。
でも、この頃よく思うのは、孤独と自由は表裏一体で切り離せないもので、自由を選んだっていうことは、孤独とも向き合っていかなくちゃいけないんだっていうことなんです。わたしには、こころの自由が必要だったから、ひとりになることを自分で選択したんだから、がんばって強くなるしかありませんよね。
Mimiさん、せっかくの旅先での貴重なお時間なのに、コメントくださって本当にありがとう。