半年ぶりに実家へ帰ってきた。
本当のことを言うと、せっかくの連休に時間とお金をたくさん使って、実家に帰るのが少し億劫だったんだけれど、たまには親孝行しなくちゃと、頑張って行ってきた。

母は姉夫婦の家のすぐ近所で、ひとりぐらし。
仕事の忙しい姉に代わって、毎日2軒分の食事の用意をしているし、買い物や病院には姉の車で連れて行ってもらっているから、何の心配もない。
けれど、最近すっかり年をとってしまい、物忘れをするとか、掃除が雑になったとか、話がかみあわないとか、小さないろんな変化があるようで、姉の方にどんどんストレスがたまっているみたいなのだ。
時折姉と電話で話すと、延々と愚痴を聞かされる。
姉は母に対して厳しく言いすぎるみたいで、母が可哀想になるけれど、
「あんたは一緒にいないから、そういう小さなイライラが溜まるのが、わかんないのよ!」
と言われると、何も言えなくなる。
わたしはひとりで、好き勝手に暮らしているからなぁ。

久しぶりに実家に帰って、母と4日間過ごしてみて、話がかみあわないときがあるのも(たぶん少し耳が遠くなってるんだと思う)、以前に比べて掃除が行き届いていないのも(これはたぶん目がわるくなったせい)、感じたけれど、それにイライラしたって仕方ないじゃーん、と思う。
年をとったら、わたしたちもやがてそうなるんだもん。
でも、所詮は数日で気楽なひとりぐらしに戻ってゆくわたしなので、姉には母の傍にいてくれることへのお礼だけで、他には何も言わなかった。

母の年齢が71歳だというのにも驚いたけれど、母が今のわたしの年齢だった頃、わたしはもう大学生だったんだというのに、心底驚いた。
うわー、大学生だったのなんて、つい最近(そんなはずないけど!笑)じゃない?
ということは、わたしもあっというまに70歳になっちゃうのね?
そして大学生だったわたしから見た母は「おばさん」で、恋愛の話なんかわかってもらえないと思い込んでいたけれど、実はまだまだ全然女だったんだろうなぁ。
うーーん。うーーーーん。
と、とにかく日々、あまり思い煩うことなく楽しく生きなければ!
あっというまに70歳になっちゃうんだもん!

コメント

Mimi
2010年1月12日20:54

蜜桃さ~ん♪

私も先日、子どもたちと一緒に居た時、
亡くなった母は、私の年齢で、妹の子どもたちも含めて、
4人も孫が居たんだって気がついて、ちょっとショックだったんですよ。

時が経つのは、ほんとにあっと言う間!
時間を止めることが出来ないなら、
せめても、うれしいこと、心豊かにしてくれることに焦点を合わせて、
与えられた時間を、フルに生きていかなくちゃって思います。

蜜桃
2010年1月13日21:22

Mimiさん♪
時間が経つ速さ、年をとればとるほど、どんどん加速しますよねぇ。
なんだか焦っちゃいます。
生きていられる時間とは別に、元気にいろんなことを楽しめるだけの残り時間は、どのくらいあるんだろう?

それと、母とわたしは顔がそっくりなので、自分も70歳になったらこうなるのね、っていうのが大体わかるので、それもちょっとショックです(笑)。こういうふうにシワシワになって、目なんかうんと小さくなるんだな~。腕や足も、カサカサになるんだなー。う~ん。

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