時間さえあれば会っている、今週のわたしたち。
そして会っている間の殆どの時間を、くっつきあって過ごしている。
なんなんだろう、これって。
わたしたち、お互いに体温依存症なのかなあ。
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【たべもののもんだい】
金曜日。
一緒にランチに行くのに、わたしの仕事の都合でちょっと遅くなった。
行きたかった店はもうランチタイムが終わっていて、あちこちうろうろと探しあるく。何も特別な料理じゃなく、焼魚定食が食べたかっただけなんだけど、なぜだかふつうの和食屋さんが見つからない。
もちろん駅前の方まで行けば、いくらだってあるのだけれど、人目につきたくないわたしたちは、いつも駅から少し離れたエリアか、隣の小さな駅の近くで食事するのだ。
お腹はすっかり空いているし、なんとなく不穏な空気になってきたので、「お魚じゃなくてもいい」と、わたしが折れて(笑)、手近なラーメン屋さんへ入った。できればまだ蕎麦の方がよかったんだけど…。(なんだって世の中にはこんなにラーメン屋さんが多いんだろう!)しかも、味もいまいち。
無口な感じで食事を終えて、わたしの家へ向かう。
自転車で先を行くあのひとの背中が、ちょっとつんけんしてるみたいな気がする。
わたし、おやつにおはぎを食べたいんだけどなあ。和菓子屋さんに寄りたいんだけどなあ。声、かけにくいなあ。なんて思っていたら、信号待ちであのひとが振り返って、「なにかあまいもの、買って帰ろう」と言った。
以心伝心?嬉しくなって、通りすがりの和菓子屋さんへ行くと、な、な、なんと、ちょうどおはぎが売り切れたところだという。あのひとの好きな、すあまもないし。ふたりとも、またがっくりして、さくらもちを買って帰った。食べてみたら、これまた味はいまいちで、盛り下がる。
たべもののことで、ふたりの雰囲気がどんよりするなんて、わたしたちって食いしん坊すぎかなあ(笑)。
明日も会える日なので、ふたりして明日のお昼ごはんについて相談してしまった。
明日こそ、まちがいなく美味しいものを食べよう。
土曜日。
昨日の相談どおり、今日のお昼ごはんには、ものすごく美味しいとんかつ屋さんのテイクアウトを買ってきた。あのひとが時折ご家族で行くお店なので、わたしと行くわけにはいかないので。
ちょっぴりお値段は高いけれど、そしてカロリーも高いけれど(涙)、ものすごーく美味しい。で、ふたりともニコニコとご機嫌になる。たんじゅーん。
夕方、あのひとは帰って行く。
わたしは流しに置かれた、湯飲みや汁椀やグラスを洗おうとして、なんだか胸がつまる。泣きそうになる。
どれもふたつずつあるんだもの。
ああ、わたし、ひとりぽっちじゃないんだな。
あまいような、なつかしくてくるしいような、気持ちになる。
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【であいのもんだい】
夜、わたしはひとりでライブハウスに音楽を聴きに行った。
出演者もお客も、平均年齢の高いライブだ(笑)。
開演を待つ間、カウンター席で隣り合った男のひとと、お酒を飲みながらなんとなく話すようになり、途中の休憩の時間もずうっとおしゃべりした。
音楽の話だけじゃなく、結構個人的なことまで話すひとだった。仕事を辞めて、今、求職中なんだとか、コーヒーの学校(?)に通ったんだとか。
穏やかで、話題も豊富で、見た目もさっぱりしていて、感じのいいひとだ。
○月○日に、××であるライブがよさそうだから、見に行くつもりだという。
音楽の好みが似ているようなので、わたしも興味を持って、「あら、よさそう。わたしも行ってみようかなあ。」などと答えている。
へええ、なかなか楽しく過ごしているじゃない、わたし。
と、ヒトゴトのように思っているわたしがいる。
ライブが終わったあと、もう1杯飲みましょうかと言えば、きっとそうなるだろう。あるいは向こうから、そう言うかもしれない雰囲気ではあるな。
と、またまたヒトゴトのように思う。
でも、ライブが終わるなり、わたしはさも急いでいる風を装って、さっさとコートを着て、「じゃあまた、いつかどこかで会えるといいですね。」と、にっこり笑って店を出てしまう。そのひとは、いっしゅん、「あれ?」という表情をしたけれど、にっこり笑って手を振った。
夜道を歩きながら、ちょっと浮かれたような、惜しかったような気分にもなり、ひとりで笑ってしまう。
駅前に、ちょっといい雰囲気のおでん屋さんを見つけ、一人で入り、熱燗など飲む。そして、もう一度ひとりでにやにやする。へんなおばさんのわたし。
出会いというものは、これからもきっとあるだろう。
年をとっても、その年齢なりの出会い方で。
こころの片隅でそんなことを考えながらも、こころの大部分では、あのひとに会いたいなあ、と、疼くように思っている(今夜はパーティが入っているので、あのひとの店には行けないのだ)。
ライブがどんなに楽しかったかとか、今いるおでん屋さんの雰囲気がなかなかいいことだとか、長いメールをあのひとに送っていると、おでん屋のおじさんに
「オネエサン、なんだか楽しそうだね。いいことでもあったの。」
だなんて言われてしまった(笑)。
そして会っている間の殆どの時間を、くっつきあって過ごしている。
なんなんだろう、これって。
わたしたち、お互いに体温依存症なのかなあ。
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【たべもののもんだい】
金曜日。
一緒にランチに行くのに、わたしの仕事の都合でちょっと遅くなった。
行きたかった店はもうランチタイムが終わっていて、あちこちうろうろと探しあるく。何も特別な料理じゃなく、焼魚定食が食べたかっただけなんだけど、なぜだかふつうの和食屋さんが見つからない。
もちろん駅前の方まで行けば、いくらだってあるのだけれど、人目につきたくないわたしたちは、いつも駅から少し離れたエリアか、隣の小さな駅の近くで食事するのだ。
お腹はすっかり空いているし、なんとなく不穏な空気になってきたので、「お魚じゃなくてもいい」と、わたしが折れて(笑)、手近なラーメン屋さんへ入った。できればまだ蕎麦の方がよかったんだけど…。(なんだって世の中にはこんなにラーメン屋さんが多いんだろう!)しかも、味もいまいち。
無口な感じで食事を終えて、わたしの家へ向かう。
自転車で先を行くあのひとの背中が、ちょっとつんけんしてるみたいな気がする。
わたし、おやつにおはぎを食べたいんだけどなあ。和菓子屋さんに寄りたいんだけどなあ。声、かけにくいなあ。なんて思っていたら、信号待ちであのひとが振り返って、「なにかあまいもの、買って帰ろう」と言った。
以心伝心?嬉しくなって、通りすがりの和菓子屋さんへ行くと、な、な、なんと、ちょうどおはぎが売り切れたところだという。あのひとの好きな、すあまもないし。ふたりとも、またがっくりして、さくらもちを買って帰った。食べてみたら、これまた味はいまいちで、盛り下がる。
たべもののことで、ふたりの雰囲気がどんよりするなんて、わたしたちって食いしん坊すぎかなあ(笑)。
明日も会える日なので、ふたりして明日のお昼ごはんについて相談してしまった。
明日こそ、まちがいなく美味しいものを食べよう。
土曜日。
昨日の相談どおり、今日のお昼ごはんには、ものすごく美味しいとんかつ屋さんのテイクアウトを買ってきた。あのひとが時折ご家族で行くお店なので、わたしと行くわけにはいかないので。
ちょっぴりお値段は高いけれど、そしてカロリーも高いけれど(涙)、ものすごーく美味しい。で、ふたりともニコニコとご機嫌になる。たんじゅーん。
夕方、あのひとは帰って行く。
わたしは流しに置かれた、湯飲みや汁椀やグラスを洗おうとして、なんだか胸がつまる。泣きそうになる。
どれもふたつずつあるんだもの。
ああ、わたし、ひとりぽっちじゃないんだな。
あまいような、なつかしくてくるしいような、気持ちになる。
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【であいのもんだい】
夜、わたしはひとりでライブハウスに音楽を聴きに行った。
出演者もお客も、平均年齢の高いライブだ(笑)。
開演を待つ間、カウンター席で隣り合った男のひとと、お酒を飲みながらなんとなく話すようになり、途中の休憩の時間もずうっとおしゃべりした。
音楽の話だけじゃなく、結構個人的なことまで話すひとだった。仕事を辞めて、今、求職中なんだとか、コーヒーの学校(?)に通ったんだとか。
穏やかで、話題も豊富で、見た目もさっぱりしていて、感じのいいひとだ。
○月○日に、××であるライブがよさそうだから、見に行くつもりだという。
音楽の好みが似ているようなので、わたしも興味を持って、「あら、よさそう。わたしも行ってみようかなあ。」などと答えている。
へええ、なかなか楽しく過ごしているじゃない、わたし。
と、ヒトゴトのように思っているわたしがいる。
ライブが終わったあと、もう1杯飲みましょうかと言えば、きっとそうなるだろう。あるいは向こうから、そう言うかもしれない雰囲気ではあるな。
と、またまたヒトゴトのように思う。
でも、ライブが終わるなり、わたしはさも急いでいる風を装って、さっさとコートを着て、「じゃあまた、いつかどこかで会えるといいですね。」と、にっこり笑って店を出てしまう。そのひとは、いっしゅん、「あれ?」という表情をしたけれど、にっこり笑って手を振った。
夜道を歩きながら、ちょっと浮かれたような、惜しかったような気分にもなり、ひとりで笑ってしまう。
駅前に、ちょっといい雰囲気のおでん屋さんを見つけ、一人で入り、熱燗など飲む。そして、もう一度ひとりでにやにやする。へんなおばさんのわたし。
出会いというものは、これからもきっとあるだろう。
年をとっても、その年齢なりの出会い方で。
こころの片隅でそんなことを考えながらも、こころの大部分では、あのひとに会いたいなあ、と、疼くように思っている(今夜はパーティが入っているので、あのひとの店には行けないのだ)。
ライブがどんなに楽しかったかとか、今いるおでん屋さんの雰囲気がなかなかいいことだとか、長いメールをあのひとに送っていると、おでん屋のおじさんに
「オネエサン、なんだか楽しそうだね。いいことでもあったの。」
だなんて言われてしまった(笑)。
コメント
なんだかわかるなあ。小さなよろこびって、いいよねえ。。。
小さなささやかな嬉しさ。たまにはいいもんです。にやにや。
今日もまたライブに行ったのですが、今日は何事もなかったです。(当たり前だ)。