素晴らしき一日

2010年3月10日 恋愛
久しぶりに、あのひととでーと。
ご近所じゃなく、ちゃんと待ち合わせして、電車に乗って、映画を見にいったのである。雨上がりの朝。
たったそれだけのことが嬉しくて、嬉しくて、どきどきする。
午前中の空いている電車の窓から外を眺め、梅が咲いてるだの、木蓮の蕾がついてるだの、古い床屋さんが閉店しちゃっただの、のんびり話す。何を見ても、何を話しても楽しくて、わたしはずうっと笑っている。

映画の後、
「何食べたい?」
「今度こそ、焼魚!」
「言うと思ったよ~」
っていう会話をして、念願のお魚を食べ(わたしは塩さば、あのひとはしまほっけ)、ますますご機嫌になる。

通りすがりのお店を軽く冷やかして(こういうのもすごく久しぶりのことだ)、それから川沿いの道をゆっくり散歩して、水鳥が水面をついばんでは、また飛びたつ姿を眺め、また電車に乗って帰る。わたしのうちへ、ふたりで帰る。

午後の日差しの中で、あのひとの腕の中におさまっておしゃべりして、あいしあう。あたたかくて、深くて、やわらかい巣のなかにいるようなこころもちになる。
たのしいとか、うれしいとか、すきー、とか、言わずにいられないので、どんどん言う(笑)。

すばらしきいちにち。

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