一夜あけて

まだ、なんだかぼんやりしている。
来週、あれこれ検査が始まったら実感するのかなあ。
検査の結果を聞くまでは、やっぱり現実感ないような気もする。

昨日は夕方に姉に電話をして相談した。
手術の日には、姉が上京してくれるという。
姉も仕事で忙しいのだけれど、さすがにこういう事態なので甘えることにした。

夜はあのひとのところへ。
「なにしろわたし、ひとりだからさ」
って言ったら、
「おれがいるじゃないっすか」
だなんて言ってくれるけど。
午前中、病院で話を聞いてからずっと考えていたのは、今回のことでは、あのひとに何も期待しない、依存しない、基本的にひとりで乗り切る、ということだった。
たとえあのひとが、わたしのそばにずっとついていてあげたいと思ってくれても、実際そうするわけにはいかないんだから。
そういうふうに強くあろうとしているけれど、やっぱり少し泣いてしまった。
そういうふうに強がっているけど、やっぱり、あのひとがいることで、わたしは本当にひとりぼっちなわけじゃないと思えて、嬉しいんだ。
何もしてくれなくても、こころだけでも、支えになるだろうから。

さて、これから仕事。
上司に休職について相談しなくちゃだ。
ひとつひとつ、できることから。