あのひとと一緒に外でランチを食べて、
一緒にわたしの部屋へ帰ってきたけど、
あのひとの風邪は抜けていなくて、ずっと咳をしているので早めに帰ってもらった。
こういうことができるこころの余裕(?)って、少し前にはなかったかも。

それからひとりでお昼寝して、夕方目が覚めて、はっと思い出した。
今日は父の命日だった。
母に電話して、1時間くらいおしゃべりした。
自分が年をとって、ひしひしと実感するんだけれど、63歳で亡くなるなんて早すぎだったよね、とか、
わたしはおひとりさまだから老後の経済的な心配をしているのよ、とか言うと、母は笑っていた。
「あらまあ、あんたもほんとに年をとったのねー」
って。
お互いにね、と笑いあって電話を切る。

母に病気のことを隠しておいて、ほんとによかったと思った。
再発の心配のある病気のことを母が知っていたら、
こんなふうに屈託なく笑ってもらえない気がするから。

父の命日は、わたしの離婚記念日でもある。
いろいろと思うところはあるけれど、今さら思っても仕方ないこと。
仕方ないことではあるけれど、なかったことにはしちゃいけないこと。
そんなふうに以前よりも落ち着いて振り返ることができるようになった。
少しずつ、こころの中の納まるべきところへ納まっていくんだろう、きっと。

コメント

la vie en rose
la vie en rose
2011年1月19日20:58

蜜桃さん、こんばんは^^

今、足跡を見つけてやってきました^^
時間が経つというのは貴重なことですね。
あの時はあんなこと考えてたのに、
あんなに悩んでいたのに、
と思うけれど。
決して消えることはなくても
優しい時間が薄めてくれます。

私もそんな事がいっぱい。

蜜桃
2011年1月19日21:19

>la vie en roseさん
こんばんはー。
時間薬って本当にありがたいですよね。
身体にも、こころにも、ちゃんと効いてくれますものね。
それにしても、時間が過ぎるのがどんどん速くなるのに驚きます。
日々を楽しんで、大切に過ごさなくちゃ~。

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