昨日のこと。
相変わらずの、何事もない静かな一日の夕暮れどき。
もう今日は、あのひとは来ないんだなあと、油断していたらチャイムがなった。
「ちょっとご尊顔を拝しにね…」
なんて言う。
「こんな時間に来るなんて、油断していたよ」
と言ったら、
「ゆめゆめ油断めさるな」
ときた。なんだか今日は武士キャラなのね(笑)。
二人でぽりぽりとかりんとうなど食べて、30分ほどで帰ってゆく。
もっとずっと年をとってからも、こんなふうに過ごせるような気がしてしまう。
けれど、その思いはささっと打ち消してしまう。
先のことは考えないのだ。期待しないのだ。
そうであったらいいな、と思いながら、
そうでなくとも、わたしは生きていかれる、とも思う。
思う、ように、こころがけてみる。
とりあえず今日のところは、しあわせ。
相変わらずの、何事もない静かな一日の夕暮れどき。
もう今日は、あのひとは来ないんだなあと、油断していたらチャイムがなった。
「ちょっとご尊顔を拝しにね…」
なんて言う。
「こんな時間に来るなんて、油断していたよ」
と言ったら、
「ゆめゆめ油断めさるな」
ときた。なんだか今日は武士キャラなのね(笑)。
二人でぽりぽりとかりんとうなど食べて、30分ほどで帰ってゆく。
もっとずっと年をとってからも、こんなふうに過ごせるような気がしてしまう。
けれど、その思いはささっと打ち消してしまう。
先のことは考えないのだ。期待しないのだ。
そうであったらいいな、と思いながら、
そうでなくとも、わたしは生きていかれる、とも思う。
思う、ように、こころがけてみる。
とりあえず今日のところは、しあわせ。
昨日、一昨日と続けて、あのひとが来てくれる。
寒いので二人で毛布にくるまって、おしゃべりしたり、DVDを見たり。
あたたまるー、こころもからだも。
「ここはあったかいから、もう出たくないなー。ずっとここにいたいー。」
って、あのひとが言う。
そう言うときは、もう行かなきゃいけないとき。
玄関まで送って手を振る。
あのひとがドアを開けると、さあっと冷たい空気が流れ込む。
ドアを閉めて、わたしはまた毛布の中へ。
さみしいとも思う。
でも自由だとも思う。
毎日、毎回、飽きずに思う。
ひとりはさみしい。ひとりは自由だ。わたしはひとりが好き。でもひとりはさみしい。でも自由は必要。エンドレス。
どう生きるかなんて、急いで決めることはないし、むしろ決めつける必要もない。
思いあぐねたり、開き直ったり、投げやりになったり、楽観的になったり。
今年もそんなふうに、うろうろしながら生きていくんだなあ。
でもたぶん少しずつ、気づかないあいだにも変わっていくんだろうけど。
----------------
暮れに、あのひとからCDを借りて久しぶりに聞いた曲。
懐かしすぎて泣けた(うんと若いころの、とある思い出が~・笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=_T16O6vbTSM&feature=related
寒いので二人で毛布にくるまって、おしゃべりしたり、DVDを見たり。
あたたまるー、こころもからだも。
「ここはあったかいから、もう出たくないなー。ずっとここにいたいー。」
って、あのひとが言う。
そう言うときは、もう行かなきゃいけないとき。
玄関まで送って手を振る。
あのひとがドアを開けると、さあっと冷たい空気が流れ込む。
ドアを閉めて、わたしはまた毛布の中へ。
さみしいとも思う。
でも自由だとも思う。
毎日、毎回、飽きずに思う。
ひとりはさみしい。ひとりは自由だ。わたしはひとりが好き。でもひとりはさみしい。でも自由は必要。エンドレス。
どう生きるかなんて、急いで決めることはないし、むしろ決めつける必要もない。
思いあぐねたり、開き直ったり、投げやりになったり、楽観的になったり。
今年もそんなふうに、うろうろしながら生きていくんだなあ。
でもたぶん少しずつ、気づかないあいだにも変わっていくんだろうけど。
----------------
暮れに、あのひとからCDを借りて久しぶりに聞いた曲。
懐かしすぎて泣けた(うんと若いころの、とある思い出が~・笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=_T16O6vbTSM&feature=related
昨日はあのひとがうちに来て、のんびりと過ごした。
この間、ケーキをおねだりしておいたのに持ってきてくれなかったから、
すっかりがっかりしていたら、あわてて買いに行ってくれた。
プレゼントももらったのに、ちょっとわがままだったかな。
わたしはランチの用意をして(といってもいろいろ買ってきただけ)、
ささやかだけどプレゼントも用意していたから、まあいいか。
食事して、ケーキを食べて、会話がはずんで、あたたかいひととき。
ふと見つけた記事のクリスマスイベントが、
わたしたちが初めてでーとした美術館のもので、
「ああいいなあ、行きたかったなあ」って言ったら、
「来年もやってたら、行こうよ」と言われた。
うわー。
来年って。
わたしたち、来年の今頃も一緒に過ごしているのかな。
むずむずとウレシハズカシな気持ちになって、にやにやしてしまった。
ふふふー。
この間、ケーキをおねだりしておいたのに持ってきてくれなかったから、
すっかりがっかりしていたら、あわてて買いに行ってくれた。
プレゼントももらったのに、ちょっとわがままだったかな。
わたしはランチの用意をして(といってもいろいろ買ってきただけ)、
ささやかだけどプレゼントも用意していたから、まあいいか。
食事して、ケーキを食べて、会話がはずんで、あたたかいひととき。
ふと見つけた記事のクリスマスイベントが、
わたしたちが初めてでーとした美術館のもので、
「ああいいなあ、行きたかったなあ」って言ったら、
「来年もやってたら、行こうよ」と言われた。
うわー。
来年って。
わたしたち、来年の今頃も一緒に過ごしているのかな。
むずむずとウレシハズカシな気持ちになって、にやにやしてしまった。
ふふふー。
悶々としたり、むかっとしたり、しょんばり落ち込んだりしていた、
昨日と一昨日とは違って、今日は穏やかでいい気分。
ちゃんと話してみたら、なんということもない話。
でもちゃんと話してみなければ、ずっと悶々としていたはずだから、
昨日のうちに解決してよかった。行ってよかった。
はやく風邪が治ってくれますように。
昨日と一昨日とは違って、今日は穏やかでいい気分。
ちゃんと話してみたら、なんということもない話。
でもちゃんと話してみなければ、ずっと悶々としていたはずだから、
昨日のうちに解決してよかった。行ってよかった。
はやく風邪が治ってくれますように。
淋しさとか、ちいさな怒りとか、意地とか、恋しさとか、
切れ切れの感情が、からだいっぱいに満ちて、どうしたらいいかわからない。
怒りをぶつけるのか、淡々と説明するのか、ただ流していくのか、黙り込むのか、
泣いてあまえるのか、嫌みのひとつも言って笑い飛ばすのか、無視するのか。
そのどれにしたって、まず会って顔を見てからじゃないと、始まらないじゃないの。
切れ切れの感情が、からだいっぱいに満ちて、どうしたらいいかわからない。
怒りをぶつけるのか、淡々と説明するのか、ただ流していくのか、黙り込むのか、
泣いてあまえるのか、嫌みのひとつも言って笑い飛ばすのか、無視するのか。
そのどれにしたって、まず会って顔を見てからじゃないと、始まらないじゃないの。
あのひとの誕生日だったので、小さいホールケーキを買った。
大人だし気恥ずかしいから、ろうそくなんか立てる気なかったけど、
お店の方が「お祝いですか?」と声をかけてくれたので、
ついついチョコレートのプレートとろうそくをもらってしまった。
「何本さしあげましょうか?」
「えーと…5本…」
5歳児のおかあさんと思われたかな(笑)。
それにしては、ちょっとシックすぎるケーキだったけど。
大人だし気恥ずかしいから、ろうそくなんか立てる気なかったけど、
お店の方が「お祝いですか?」と声をかけてくれたので、
ついついチョコレートのプレートとろうそくをもらってしまった。
「何本さしあげましょうか?」
「えーと…5本…」
5歳児のおかあさんと思われたかな(笑)。
それにしては、ちょっとシックすぎるケーキだったけど。
かんたんにはいかない
2010年10月30日 恋愛だって、こころのことだもの。
生きてるから、こころは日々揺れ動くもの。
自分のこころだけを考えていればいいわけでもないし。
ゆっくり、ゆっくり。
生きてるから、こころは日々揺れ動くもの。
自分のこころだけを考えていればいいわけでもないし。
ゆっくり、ゆっくり。
小さなできごとが重なって、澱のようにこころに溜まる。
こころはうつろう。
状況も変わる。
あれこれ、あれこれ重なって、たぶんゆるやかに終わってゆくのだ。
ううん、自分で選んで、決めて、終えてゆくのだと思う。
きっともっと時間はかかるけれど。
こころはうつろう。
状況も変わる。
あれこれ、あれこれ重なって、たぶんゆるやかに終わってゆくのだ。
ううん、自分で選んで、決めて、終えてゆくのだと思う。
きっともっと時間はかかるけれど。
このままにしておきたくなくて、メールじゃだめだと思って、会いに行った。
久しぶりの、夜の街。
久しぶりの、あのひとの店。
誤解がとけた部分もあるし、どうしようもない部分もある。
お互いに、たくさん問題を抱えているから、シンプルにはいかない。
身体がつらくて、ちょっとしかいられなかったけれど、
でも、今日のうちに、顔を見て少しだけでも話せてよかった。
帰り際、やさしくはぐしてもらって、ちょっとこころがほどけた。
でも、この先どうなるんだろう。
久しぶりの、夜の街。
久しぶりの、あのひとの店。
誤解がとけた部分もあるし、どうしようもない部分もある。
お互いに、たくさん問題を抱えているから、シンプルにはいかない。
身体がつらくて、ちょっとしかいられなかったけれど、
でも、今日のうちに、顔を見て少しだけでも話せてよかった。
帰り際、やさしくはぐしてもらって、ちょっとこころがほどけた。
でも、この先どうなるんだろう。
思い切って美容院に行った。
こころが、落ち着かない。
つらいとか、かなしいとかとは少し違う。
なんというか…ずいぶん遠いところまで来てしまったというような、心細さ。
そんな昨日今日なのに、あのひととうまくいかない。
メールの返事が来なかったり。
すれちがいで会えなかったり。
それだけじゃない、なんだか昨日からのあのひとは、ちょっとへん。
こころが、すうすうする。
こころが、落ち着かない。
つらいとか、かなしいとかとは少し違う。
なんというか…ずいぶん遠いところまで来てしまったというような、心細さ。
そんな昨日今日なのに、あのひととうまくいかない。
メールの返事が来なかったり。
すれちがいで会えなかったり。
それだけじゃない、なんだか昨日からのあのひとは、ちょっとへん。
こころが、すうすうする。
あのひとのために、おまんじゅうを用意していたら、
あのひとは、ところてんを買ってきたのだった。
お茶をいれて、どちらもぺろりと食べてしまった。
まるで甘味処みたいだねえ、
茶飲み友達のお年寄りみたいだねえ、って笑いあう。
のんびりした午後。
あのひとは、ところてんを買ってきたのだった。
お茶をいれて、どちらもぺろりと食べてしまった。
まるで甘味処みたいだねえ、
茶飲み友達のお年寄りみたいだねえ、って笑いあう。
のんびりした午後。
昨日は、ひどい雨と母への電話で、気分が落ち込んでいた。
おやすみなさいのメールに、元気がないの、と書いたら、深夜、あのひとが来てくれた。
あのひとも、お天気のせいか客足がわるくて、元気がなかった。
ふたりでプリンを食べて、はぐしてあたためあった。
それで少しだけ、少しだけ、元気になった。
あのひとが帰るとき、止んでいますようにと願ったのに、雨はまだ止んでいなかった。
今朝は、朝からお天気!
お化粧して、外へ出た。
まだ全然体力もないし、ただ近所のスーパーまで行くだけの、お出かけ。
それでも自分でびっくりするくらい、気分がよくなる。
きらきら光る川面を見たり、猫たちとすれ違ったり、昨日ふんだんに水分を吸収した木々の鮮やかな緑がまぶしかったり。
青空って、ありがたいなあって、しみじみしてしまった。
少し歩いただけで疲れてしまって、おひるごはんのあと、うたたねしていたら、今日もあのひとが来てくれた。
ふたりで桃のかんづめを食べた。
「大丈夫、今日はお客さん、たくさん来るよ」
って、わたしは予言(笑)する。
あんなにひどい雨の翌日だもん、みんなちょっとうきうきして、美味しいお酒を飲みたくなるよ。
「そうだといいけど」
って、あのひとは、笑っていた。
どうかわたしの予言が当たりますように。
おやすみなさいのメールに、元気がないの、と書いたら、深夜、あのひとが来てくれた。
あのひとも、お天気のせいか客足がわるくて、元気がなかった。
ふたりでプリンを食べて、はぐしてあたためあった。
それで少しだけ、少しだけ、元気になった。
あのひとが帰るとき、止んでいますようにと願ったのに、雨はまだ止んでいなかった。
今朝は、朝からお天気!
お化粧して、外へ出た。
まだ全然体力もないし、ただ近所のスーパーまで行くだけの、お出かけ。
それでも自分でびっくりするくらい、気分がよくなる。
きらきら光る川面を見たり、猫たちとすれ違ったり、昨日ふんだんに水分を吸収した木々の鮮やかな緑がまぶしかったり。
青空って、ありがたいなあって、しみじみしてしまった。
少し歩いただけで疲れてしまって、おひるごはんのあと、うたたねしていたら、今日もあのひとが来てくれた。
ふたりで桃のかんづめを食べた。
「大丈夫、今日はお客さん、たくさん来るよ」
って、わたしは予言(笑)する。
あんなにひどい雨の翌日だもん、みんなちょっとうきうきして、美味しいお酒を飲みたくなるよ。
「そうだといいけど」
って、あのひとは、笑っていた。
どうかわたしの予言が当たりますように。
休日。
お昼前にあのひとが来て、うちでのんびりとわたしが作ったごはんを食べた。
全然気取らない、ごくふつうの、おうちごはん。
あのひとに、ごはんを作ってあげるのは、まだ10回にもならないくらいだ。
だから、毎回発見があって面白い。
味つけの好みとか、好き嫌いとか、少しずつ探っていくかんじ。
お味噌汁の出汁は、煮干しじゃないほうがいい(子供の時、いやっていうほど食べさせられたからだって・笑)。
鶏ささみはあまり好きじゃないらしい(前回、水菜とわさび醤油で和えて出したけど、不人気だった…わたしの大好物なのにー)。
ポテトサラダには玉ねぎを入れたほうが好きなんだって(わたしが作るのには入ってません。元夫が玉ねぎ嫌いだったから。でも今度から絶対入れる!)。
おなかいっぱいになって、ごろごろだらだらして、いちゃいちゃして、いつのまにか眠ってしまって、目が覚めたら、雨が降り出していた。
ああ!洗濯物!
あわてて取り込んで部屋干しにして…って、今日はあまりにも所帯じみているかも(苦笑)。
こうやって書くと、穏やかな楽しい休日だったみたいだけれど、実は、あのひとはなんだか元気がなくって、沈んでいるみたいで、あまり会話も弾まなくって、わたしは少しさみしかった。
「何か気にかかることでもあるの?」って聞いたけど、
「疲れてるだけだよ」って。
仕事の悩みなら、いつも話してくれるから、おうちのことかな、なんて思う。
この頃たてつづけに実家に顔を出しているみたいだし、ご両親は高齢だろうし。
本当のところはわからないけど。
本当にただ、疲れているだけかもしれないけど。
でも、わたしには話せないことだって、たくさんあるだろうと思う。
踏み込まないほうがいいことだって、きっとあるだろうと思う。
それでも全部、何もかも、知りたいような気もするし、そうでもない気もする。
もしも家族だったら、なんでも知って受け入れて協力していくけど、
残念ながら、わたしは家族ではないものね。
わたしはあのひとの生活の一部でしかないからね。
さみしいような、気楽なような、ずるいような、つまんないような、気分。
だけど、今のところ、これがわたしの生き方だから仕方ない。
自由と孤独は表裏一体で切り離せないもの。
それだけはきっぱりと体に、こころに、叩き込んでいる。
お昼前にあのひとが来て、うちでのんびりとわたしが作ったごはんを食べた。
全然気取らない、ごくふつうの、おうちごはん。
あのひとに、ごはんを作ってあげるのは、まだ10回にもならないくらいだ。
だから、毎回発見があって面白い。
味つけの好みとか、好き嫌いとか、少しずつ探っていくかんじ。
お味噌汁の出汁は、煮干しじゃないほうがいい(子供の時、いやっていうほど食べさせられたからだって・笑)。
鶏ささみはあまり好きじゃないらしい(前回、水菜とわさび醤油で和えて出したけど、不人気だった…わたしの大好物なのにー)。
ポテトサラダには玉ねぎを入れたほうが好きなんだって(わたしが作るのには入ってません。元夫が玉ねぎ嫌いだったから。でも今度から絶対入れる!)。
おなかいっぱいになって、ごろごろだらだらして、いちゃいちゃして、いつのまにか眠ってしまって、目が覚めたら、雨が降り出していた。
ああ!洗濯物!
あわてて取り込んで部屋干しにして…って、今日はあまりにも所帯じみているかも(苦笑)。
こうやって書くと、穏やかな楽しい休日だったみたいだけれど、実は、あのひとはなんだか元気がなくって、沈んでいるみたいで、あまり会話も弾まなくって、わたしは少しさみしかった。
「何か気にかかることでもあるの?」って聞いたけど、
「疲れてるだけだよ」って。
仕事の悩みなら、いつも話してくれるから、おうちのことかな、なんて思う。
この頃たてつづけに実家に顔を出しているみたいだし、ご両親は高齢だろうし。
本当のところはわからないけど。
本当にただ、疲れているだけかもしれないけど。
でも、わたしには話せないことだって、たくさんあるだろうと思う。
踏み込まないほうがいいことだって、きっとあるだろうと思う。
それでも全部、何もかも、知りたいような気もするし、そうでもない気もする。
もしも家族だったら、なんでも知って受け入れて協力していくけど、
残念ながら、わたしは家族ではないものね。
わたしはあのひとの生活の一部でしかないからね。
さみしいような、気楽なような、ずるいような、つまんないような、気分。
だけど、今のところ、これがわたしの生き方だから仕方ない。
自由と孤独は表裏一体で切り離せないもの。
それだけはきっぱりと体に、こころに、叩き込んでいる。
ささいなことから、おおきなことまで
2010年6月9日 恋愛 コメント (2)仕事その他もあわただしく、こころは落ち込み気味な最近。
今日はやっと、あのひとにゆっくり会える日だった。
それなのに、まずランチの約束だなんていう、ささいなことがうまくゆかず。
なんだかもうくったり疲れて、どうでもよくなって、出かける。
上がったと思ってた雨がまた降り出して、濡れながら行く。
苦手な自転車をこぎながら、なんだかかなしくて、泣きそうになった。
こんなささいなことに、こんなに手間がかかるのは、やっぱりわたしたちが真っ当な間柄じゃないからなんだもん。
大手をふって、お天道様(出てないけど)の下、仲良くどこにでも出かけられれば、こんな思いはしなくていいんだもん。
あのひとに会っても、なんだか笑えない。
それどころか、目も合わせられない、合わせたくない。
わたしは、あのひとを楽しくさせる担当だと自負してきたのに、だめじゃん。
ぎくしゃくしたままわたしの部屋へ。
でも、こういうの、しんねり抱えて黙っていちゃいけないんだよな、とわたしはさすがに学習してきたので(苦笑)、言葉を探して、ていねいに、あまり深刻にならないように、くどくどうらみがましくならないように、でもきちんとこころのうちを、話す。(もちろん全部話せるわけじゃないけど)
頭をくしゃくしゃに撫でられて、きゅっと抱きしめられて、ちょっとだけ泣く。
それで、もとどおり。
夕暮れ、手をつないだまま寝転がって、できもしないことをふたりであれこれ想像して、ほんのすこしさみしくなりながら、笑う。
ふたりで旅行に行くとしたら、どこがいいかな?とか。
たくさん案を出して、盛り上がって、あのひとが言う。
「面白いと思うものが似てるから、きっとどこに行っても楽しいよな」
そうだね、きっと。
でも、行けないけどねえ。
たくさん話して、くっつきあって、わたしが
「ねえ、わたしたち、今、いちゃいちゃしているね?」
って言ったら、あのひとは笑いながらうなづいた。
このごろ毎日、通勤中や仕事中、仲のよさそうなカップルだのご夫婦だのを見ては、
「ふん、なにさ、いちゃいちゃしやがって!」
なーんて、やさぐれていたことは、あのひとには黙っていた(笑)。
わたしのこころは、定まらない、おちつかない、きれいじゃない、邪だ。
それに、ちょいちょいキレイゴトを言っちゃうし、嘘もつく。
もう若くないから、あちこちガタがきているし、シワもシミもある。
からだのラインはすっかりだらだらになってるし、おなかも出ているし。
意思が弱いから、禁煙しては、またつい吸っちゃうし、アルコールには完全に依存しているし。
あのひとだって、まあ、似たようなものだ(たぶん)。
だめだめな、わたしたち。
だけどわたしはあのひとにめろめろに恋をしていて、
あのひとはわたしを大事だといってくれる。
日々暮らして、生きて、年をとっていくことは、いろいろままならないけど、いいことばっかりじゃないけど、あれこれ予想外だけど、でも、生きていくしかないし、ときどきスコールのような、竜巻のような、木漏れ日のような、ゆたんぽのような、冷たいおいしい水のような、いろんなかたちのしあわせを感じることができるから、それで、いいんだ。
今日はやっと、あのひとにゆっくり会える日だった。
それなのに、まずランチの約束だなんていう、ささいなことがうまくゆかず。
なんだかもうくったり疲れて、どうでもよくなって、出かける。
上がったと思ってた雨がまた降り出して、濡れながら行く。
苦手な自転車をこぎながら、なんだかかなしくて、泣きそうになった。
こんなささいなことに、こんなに手間がかかるのは、やっぱりわたしたちが真っ当な間柄じゃないからなんだもん。
大手をふって、お天道様(出てないけど)の下、仲良くどこにでも出かけられれば、こんな思いはしなくていいんだもん。
あのひとに会っても、なんだか笑えない。
それどころか、目も合わせられない、合わせたくない。
わたしは、あのひとを楽しくさせる担当だと自負してきたのに、だめじゃん。
ぎくしゃくしたままわたしの部屋へ。
でも、こういうの、しんねり抱えて黙っていちゃいけないんだよな、とわたしはさすがに学習してきたので(苦笑)、言葉を探して、ていねいに、あまり深刻にならないように、くどくどうらみがましくならないように、でもきちんとこころのうちを、話す。(もちろん全部話せるわけじゃないけど)
頭をくしゃくしゃに撫でられて、きゅっと抱きしめられて、ちょっとだけ泣く。
それで、もとどおり。
夕暮れ、手をつないだまま寝転がって、できもしないことをふたりであれこれ想像して、ほんのすこしさみしくなりながら、笑う。
ふたりで旅行に行くとしたら、どこがいいかな?とか。
たくさん案を出して、盛り上がって、あのひとが言う。
「面白いと思うものが似てるから、きっとどこに行っても楽しいよな」
そうだね、きっと。
でも、行けないけどねえ。
たくさん話して、くっつきあって、わたしが
「ねえ、わたしたち、今、いちゃいちゃしているね?」
って言ったら、あのひとは笑いながらうなづいた。
このごろ毎日、通勤中や仕事中、仲のよさそうなカップルだのご夫婦だのを見ては、
「ふん、なにさ、いちゃいちゃしやがって!」
なーんて、やさぐれていたことは、あのひとには黙っていた(笑)。
わたしのこころは、定まらない、おちつかない、きれいじゃない、邪だ。
それに、ちょいちょいキレイゴトを言っちゃうし、嘘もつく。
もう若くないから、あちこちガタがきているし、シワもシミもある。
からだのラインはすっかりだらだらになってるし、おなかも出ているし。
意思が弱いから、禁煙しては、またつい吸っちゃうし、アルコールには完全に依存しているし。
あのひとだって、まあ、似たようなものだ(たぶん)。
だめだめな、わたしたち。
だけどわたしはあのひとにめろめろに恋をしていて、
あのひとはわたしを大事だといってくれる。
日々暮らして、生きて、年をとっていくことは、いろいろままならないけど、いいことばっかりじゃないけど、あれこれ予想外だけど、でも、生きていくしかないし、ときどきスコールのような、竜巻のような、木漏れ日のような、ゆたんぽのような、冷たいおいしい水のような、いろんなかたちのしあわせを感じることができるから、それで、いいんだ。
前回の日記を書いた、月曜日の夜のこと。
9時過ぎにチャイムが鳴った。
まさかねえ、と思って出てみると、あのひとだった。
「ちょっとヨーグルトを買いに出たついでにね」
だって(笑)。
どんだけ遠くまでヨーグルト買いに来てるのよー。
うれしくて、とびついて、はぐして、頬寄せて、数十分の逢瀬。
あのひとを見送った後、玄関先でよろよろと座り込んでしまう。
びっくりして、うれしくて、どきどきして、なんだか力がぬけちゃって。
翌日の火曜日。会えないはずの日。
家でのんびり過ごしていたら、またまたあのひとが来た。
んもう、大丈夫なのかなあ。
不安になるけれど、やっぱり会えばうれしくて、すとんと胸の中におさまる。
おしゃべりして、あいしあって、またおしゃべりして、あまーくてとろんとした時間を過ごす。
夕方からともだちと出かけて、帰りにはまたあのひとに会いに行く。
今日、水曜日。
今日もまた、さっきまでここにあのひとがいた。
一緒に今年はじめての冷やし中華を食べた。
のんびりお風呂に入って、たくさんおしゃべりをした。
今夜はまた、わたしがあのひとのところに会いに行く。
お互いに、会いたくて会いたくて、駆けだしちゃうようなきもちを持っていられることが、うれしいなあ。
9時過ぎにチャイムが鳴った。
まさかねえ、と思って出てみると、あのひとだった。
「ちょっとヨーグルトを買いに出たついでにね」
だって(笑)。
どんだけ遠くまでヨーグルト買いに来てるのよー。
うれしくて、とびついて、はぐして、頬寄せて、数十分の逢瀬。
あのひとを見送った後、玄関先でよろよろと座り込んでしまう。
びっくりして、うれしくて、どきどきして、なんだか力がぬけちゃって。
翌日の火曜日。会えないはずの日。
家でのんびり過ごしていたら、またまたあのひとが来た。
んもう、大丈夫なのかなあ。
不安になるけれど、やっぱり会えばうれしくて、すとんと胸の中におさまる。
おしゃべりして、あいしあって、またおしゃべりして、あまーくてとろんとした時間を過ごす。
夕方からともだちと出かけて、帰りにはまたあのひとに会いに行く。
今日、水曜日。
今日もまた、さっきまでここにあのひとがいた。
一緒に今年はじめての冷やし中華を食べた。
のんびりお風呂に入って、たくさんおしゃべりをした。
今夜はまた、わたしがあのひとのところに会いに行く。
お互いに、会いたくて会いたくて、駆けだしちゃうようなきもちを持っていられることが、うれしいなあ。
先週後半は、同僚さんたちと近場の海外へ小旅行に出かけ、その前後はわたしの仕事がばたばたしており、やっと落ち着いたら今度はあのひとの都合で会えない。
まるまる一週間会わないのって、初めてかも。
そう思うと、なんだかすごいなあ。
いくらご近所だからといっても、どれだけ仲がいいんだか(笑)。
そしてこんなにひんぱんに会っている生活が、もう10か月も続いていて、それでも全然飽きないし、いまだにときめいたりなんぞするのだ。
うん、どう考えても、とってもすごい。
今日は仕事中に余裕があったので、ずっとそんなことを考えていた。
『確かにすごいけど、もしもあのひとと一緒に生活したら、わたしどう感じるのかな?』
とか、
『いつかはこの気持ちも、じわじわと冷めていくのかな?』
とか、
『終わりの時は、どんなふうに訪れるんだろう?できるだけ痛みが少ないといいなー』
とか。
考えたって、実際に直面してみなきゃわかりっこないことを、あれこれと。
あれこれ思う中で、「会いたいー!」という気持ちがひりひり痛むように炸裂したり、それなのに、会えない時間の使い方(勉強とか片づけとか)を冷静に算段していたりとかする(そして、そういうふうに使える時間があることにほっとする)自分のこころ。
現在のこころだって、自分で追いつけないくらいにうろうろする。
だから先のことなんか、考えたって仕方ないんだろうけど。
まるまる一週間会わないのって、初めてかも。
そう思うと、なんだかすごいなあ。
いくらご近所だからといっても、どれだけ仲がいいんだか(笑)。
そしてこんなにひんぱんに会っている生活が、もう10か月も続いていて、それでも全然飽きないし、いまだにときめいたりなんぞするのだ。
うん、どう考えても、とってもすごい。
今日は仕事中に余裕があったので、ずっとそんなことを考えていた。
『確かにすごいけど、もしもあのひとと一緒に生活したら、わたしどう感じるのかな?』
とか、
『いつかはこの気持ちも、じわじわと冷めていくのかな?』
とか、
『終わりの時は、どんなふうに訪れるんだろう?できるだけ痛みが少ないといいなー』
とか。
考えたって、実際に直面してみなきゃわかりっこないことを、あれこれと。
あれこれ思う中で、「会いたいー!」という気持ちがひりひり痛むように炸裂したり、それなのに、会えない時間の使い方(勉強とか片づけとか)を冷静に算段していたりとかする(そして、そういうふうに使える時間があることにほっとする)自分のこころ。
現在のこころだって、自分で追いつけないくらいにうろうろする。
だから先のことなんか、考えたって仕方ないんだろうけど。
このところのお天気のように、うららかな、あたたかな、わたしたち。
今日は月曜日だけれど、わたしのこころはおだやかだ。
昨日、たくさんたくさんおしゃべりしたし、はぐしたからね。
不安な要素も、足りないものも、たくさんあるのに、お気楽すぎるかなあ。
でも、ふたりでいること、うっとりすること、それを堪能することのほうが大事。
毎日が、とても大事。
今日は月曜日だけれど、わたしのこころはおだやかだ。
昨日、たくさんたくさんおしゃべりしたし、はぐしたからね。
不安な要素も、足りないものも、たくさんあるのに、お気楽すぎるかなあ。
でも、ふたりでいること、うっとりすること、それを堪能することのほうが大事。
毎日が、とても大事。
あのひとがうちに来た、昨日の午後のこと。
いつもどおりの、なんてことない過ごし方をしていただけなのに、
なぜだかふわっと、じわっと、ふたりのこころがよりそっていくみたいに感じた。
そのきもちよさ、あたたかさ。
お互いにそれを感じてたみたい。
目が合うと、ほのぼのと笑顔になってしまう。
はぐする腕も、すりよせる頬も、いつもよりやさしい感じ。
何かきっかけがあったわけでもないんだけどな。
ふしぎ。
春だからかな?(たんじゅん?笑)
いつもどおりの、なんてことない過ごし方をしていただけなのに、
なぜだかふわっと、じわっと、ふたりのこころがよりそっていくみたいに感じた。
そのきもちよさ、あたたかさ。
お互いにそれを感じてたみたい。
目が合うと、ほのぼのと笑顔になってしまう。
はぐする腕も、すりよせる頬も、いつもよりやさしい感じ。
何かきっかけがあったわけでもないんだけどな。
ふしぎ。
春だからかな?(たんじゅん?笑)