蕩ける。

2010年3月4日 恋愛
昨日のDNを書いたあと、深夜、あのひとが来てくれた。
あたたかなひととき。
何も考えられなくなる。

日々。

2010年3月3日 恋愛
月曜日。
あのひとに会えない日。
毛玉のセーターに着古したジーンズにメガネ、といういい加減な格好で、家で勉強していたらチャイムが鳴った。
メールもなしに、あのひとが来た。
うわー。うわー。びっくり。
あいたかったの?と聞くと、あいたかったんだよ。って言う。
なんてすてきなんだろう。
傍から見たら、すっごくばかみたいな会話だろうけれど(笑)

火曜日。
あのひとは病院で検査の日。会えない日。
ひとりでも有意義に過ごすんだもん!と、あれこれ計画たてて、実行していく。
夕暮れ、出先でふと淋しくなり、知り合いにメールして一緒に飲む。
あのひとのところが開店するまで、まだまだ時間があったので。
でも、メールするまでにずいぶん逡巡した。
ただの飲み仲間の知り合いだけど、おとこのひとだからなあ。
わたし、あのひとが他のおんなのひとと出かけたら、いやだもんなあ。
迷いながら、でも結局飲み、早い時間に別れて、ひとりであのひとのところへ。
昨日会ったばかりなのに、なつかしい感じ。
他のお客さんの手前、たんたんとふるまっていたけれど、本当は胸にすっぽり飛び込んでいきたかった。

そして今日。
またもや会いたい。
もう、ほんとにどうかしてると思う。
でも会いたい。
もしも暇で、早く上がれそうなら寄る?だなんてメールしてしまう。
来てくれたら嬉しいけど、さすがにからだはちょっとつらい。
本当はゆっくり早寝したほうがいいの、わかってるんだけど。
あのひとの仕事が忙しくて、来られないほうがいいのかも、とも思う。
あのひとから、美味しいちらし寿司を買っていくよとメールが来たので、わたしはお味噌汁の用意をして待っていた。
窓から雨を眺めながら、あのひとの姿が見えるのを待っていた。
なんだかありがたくて、愛しくて、胸がいっぱいになる。
こんな雨の中を、わたしに会いに来てくれるひとがいること。
それはなんて嬉しくて、あたたかくて、心強いことだろう。
永遠なんかないけど、でも、今このひととき、わたしのことを思ってくれるひとがいる。
ひとりっきりだった頃のことを思うと、本当に奇跡みたい。

ふたりして、女子フィギュアの決勝を見ながら食事する。
穏やかな時間。
こころの中で、わたしは思ってた。
この先きっと、冬のオリンピックで女子フィギュアを見るたびに、
『ああ、バンクーバーオリンピックの時には、あのひとと過ごしたな。おいしいお寿司食べたんだったな。』
って、思い出すだろうなあって。
こういうなんでもない、穏やかな日のことを、きっと思い出すと思う、わたし。

あのひとが帰って、しばらくうっとりしてから(定番です)、買い物に出かけた。
スーパーの入り口に並べられたいちごの赤がぴかぴか輝いていて、あまい匂いがたちこめていて、うっとりした気持ちの余韻みたいで、思わず買ってしまう。
お酒売り場でも、パッケージに描かれたぴんくのまーるい桃の絵が愛らしくて、ついつい桃のお酒を買ってしまう。
あのひとと過ごしたあとのわたしは、あまーくなってるんだな。
それで、あまくて、ぴかぴかで、愛らしいものに、こころが同調しちゃうのかな。


えっと、つまり、今日は、とってもしあわせな一日だったってことです(笑)。




--------------------

ところで今日、とある会話の中で、あのひとが
「あなたは情念のヒトだよー、天城越えだよー」
って、笑いながら決めつけたんですけど、むむむ、どういうことよ。
わたし、どろどろしてるかなぁ。実はわたしのこと、怖いのかなぁ(笑)
…確かに……そうかもしれないけど…。

http://www.youtube.com/watch?v=OKrskFTxG4o
今日は仕事が休み。
でも、月曜日。
休みなのに、あのひとと会えない日だ。

わたしの休みが月曜日に重なるとき、いつも思うんだ。
今日一日を、自分ひとりのために有意義に使おうって。
でも、いつもうまくいかない。
今日もまた。

午前中、語学レッスンに行き、そのあとひとりで自転車でうろつく。
どこかでランチしようと思うのだけれど、ちっとも決められない。
何が食べたいのかもわからない。
ただただお腹が空いて、ぼんやりするだけ。
一度家に帰り、何か作ろうかと思うけれど、力がわいてこない。

この間雑誌で見た、近所の町へ行ってみよう、と突然思う。
で、電車に乗る。
お腹が空いて、きもちわるくなる。
雑誌に載っている散歩道、ひとりであるいてもちっとも楽しくない。
引き返して、また電車に乗る。隣町へ。
秋に、あのひととでーとした古い大きなお寺へゆく。
参道の猫たちを撫でる。ちょっとだけ、こころが温まる。
あのひととここへ来た日は、上天気で楽しかったな。
参道のおでんやさんでビールを飲んで。たくさんお喋りして。
今日は曇りだし、なんだかふらふらするし、ちっとも楽しくない。
参道に新しくできたカフェに入り、ようやく食事する。
お洒落なランチプレート、美味しいのかもしれないけど、もうどうでもいいような気持ち。
のろのろと参拝だけして、逃げるようにまた電車に乗る。
わたしとあのひとの住む街に帰る。
帰ったって、あのひとに会えるわけじゃないけどさ。

ああ、あたまいたい。ぼんやりする。
ぼんやりしたまま駅ビルの本屋さんに入り、マンガの本をメインに、適当にあれこれ選び、どさっとレジに積み上げる。6000円かー、ふーん。これでこころの隙間が埋まるんだったらいいです、別に。
本を抱えてドラッグストアへ。安物の化粧品あれこれ。こんなにやさぐれた気分の時でも、結局高価なブランドものなんか買わないのな、買えないのな、あたしってさーあ。だなんて、ますますやさぐれてしまう。
それから時々行くお洋服屋さんへ。ああ、まずいなあ。やばいなあ。こころのどこかで思ってるけど、その反面、買っちゃえ買っちゃえ、それでこころの隙間が埋められるんならさ、って思う。
あー、これかわいい。これください。あ、それも。試着はめんどくさいからいいや。これ、かわいすぎない?若すぎない?わたしもう無理じゃない?だいじょーぶかなあ。今日わたし、お買い物モードなの、何かおすすめありますかあ?おすすめされたら買っちゃうよきっと。あ、これも買っちゃおー。
だなんてさ、明らかにやさぐれた怪しいおばさん客。でもいっぱい買うんだもん、いいでしょ、だなんて思うあたりが、またおばさんのいやらしさでさ。
まあ、お洋服にしたって、ブランド物じゃなし、お値段もたかがしれているんだけども。

あああ。でもさ。
買っても買っても、埋まらないじゃない。
なーんてね。そんなこと知ってるよー。
今までだって何度もこうしてみたけれど、新しいお洋服や本は嬉しいけれど、何かの代わりになるものじゃないもの。
重たい荷物をずるずる抱えて、またまた電車に乗る。
疲れているけど座らないで、ドアに張り付いている。
だって、車窓から、あのひとの店がちらっと見えるから。
今夜は明かりの消えた窓が。

ひとりの部屋に戻り、ビールを飲みながら買って来た本を読んでいたら、姉から電話がかかってきた。
「もう思い出したくないかもしれないけどさ」
っていう前置きで、確定申告の話。
共有名義だったマンションの、自分の持分を元夫に譲ったから、申告しなくちゃいけなくて、姉がそういう関係の仕事をしているので、任せていたのだ。そのことについての確認事項がいくつか。
ああ、うん、確かに、もう思い出したくないなあ。特に今日は。今は。
げんなりした気持ちで、電話を切る。

ああ、あたまがぼんやりする。
こんなにきついのなら、ちっとも楽しくないのなら、もうやめちゃえば。
って、思う自分がいるのも本当。
でも、やめられないのも、本当。
引きこもってだらだらしていた昨日、ひょんなことから、知人のお食事会に参加。
それほど親しくないひとと、会うのも話すのも面倒な気がしたんだけれど、行ってみたいお店だったので、食いしん坊な気持ちの方が勝ってしまって(笑)。

集合時間が遅かったので、その前にあのひとに会いに行く。
「▲さんたちと▽▽に、ごはん食べに行ってきますね。遅くはならないつもり。」
って、まるでお父さんに言うみたいに報告したりして(笑)。
「はいはい。行っておいで。楽しんでおいで。」
と、あのひともお父さんみたいに言って笑う。
あーあ。
わたしはあのひとと一緒にごはん食べたいのに。
楽しんでおいでだなんてー。

ごはんは美味しくてお腹はいっぱいになったけど、やっぱりこころは足りない。
あのひとにメールして、帰りに寄ってもらって、こころを満たしてもらう。
あのひとも満たされているんだなあっていうことが、わかることが嬉しい。
毎日が、つるつると流れていく。
瞬間瞬間に、感じること思うことがあるはずなのに、つい流されてしまう。
そしてきっと忘れていってしまう。

ここ数日は、なんとなくこころが不安定だ。
この間、あのひとの前で初めて泣いたと書いたばかりなんだけれど、一昨日もまた泣いてしまった。

友達と会っても、あのひとと過ごしても、仕事していても、
わたしは誰にとっても、「一番の存在」じゃないんだなと思う。
それは「ひとりでいる」ということよりも淋しくつまんないことだ。
子供を産んでいれば、子供にとっては、ただひとりの母親であるという、ゆるぎなさが感じられたのかな。

お互いがお互いの、一番大事な存在でいられるような恋愛をしたほうがいいのかもしれない、と、思う。
昨夜、あのひとの前で泣いてしまった。
ちょっとだけ。
これってはじめてのことだなーって、後で思った。
感情を解放できたってことかなぁ。

あのひとが、わたしが泣いてるのに気づいて、
ものすごーくうろたえてるのが可愛かった…(と思ったのも、もちろん後でだけど)。

2010年2月1日 恋愛
月曜日。
ひとりの夜。
しんしんと雪が降っている。
この街に来てから、初めて見る雪だ。

あなたに会いたい。
会いたい。会いたい。

わたしはちいさい頃から雪が大好きだった。
一冬に何度かしか降らない、めったに積もることのない雪が、大好きだった。
雪が降り始めると、いつも庭に出た。
飽きずに空を見上げ、庭に積もってゆく雪を見つめ、音のない夜に耳をすませた。
(雪が降り、積もるのは、いつもきまって夜だった)
父も母もわたしの酔狂にあきれていたけれど、認めてくれていた。
わかってくれていた。
だって、雪が降り出すと、わたしに知らせてくれていたもの(笑)。
「ほら、あんたの好きな雪が降ってきたよ」

元夫も、かつての恋人たちも、皆、わたしが雪が好きなことを知っていた。

あなたに会いたい。
今、会いたい。
わたしがどんなに雪が好きか、あなたに話したい。
降り積もる雪を見ながら話したい。
明日じゃ遅いの。
溶けてしまってからじゃ遅いの。

今日は月曜日だから、メールもできない。
会いたい。
会いたい。

とろとろ

2010年1月30日 恋愛
満たされて、とろけて、日々を過ごしています。

仕事以外の時間のほとんどを、あのひととのことにかまけて(一緒に過ごしているか、もしくは一緒に過ごすための算段をしているか、、、というていたらく)PCに向かう気にもなれないくらい。
仕事があってよかった。
なんとか目が覚めて、まともになれる時間がなくちゃね(笑)


今はもうどうしようもない。
とろけているしか仕様がない。
あとは野となれ山となれ(←?)
あのひとに会えない月曜日の休日。
さみしい。


週末のできごと

2010年1月25日 恋愛
ひみつに移動しました。

離婚して1年が過ぎた。
わたしは日々、生きている。
愛おしかったり、淋しかったり、虚勢を張ったり、自信をなくしたり、その真逆に自信を与えられたり、とにかくいろんな、たくさんの感情をめまぐるしく感じながら。
生きてるのって、面白いなぁと思えている。
おおむね、しあわせ。

けれど、あのひとにとってはしばらく正念場が続きそうだ。
いろんなことが重なって、つらそう。
わたしにできるのは、話を聞くことくらいだし、もっと何か気の利いたことを言って励ましてあげられたらいいのに、上手く言えなくてもどかしい。
ただ、あのひとの不安にむやみに共鳴せずに
「心配だけど、でも、あなたは乗り切れるひとだと思ってるから、本当はわたし、心配してないかも」
だなんて、強気なことを言ってみた。(ほんとはすごく心配してる)
そしたら、あのひとの背中がちょっと伸びたので、ほっとした。
疲れたらいっぱい抱きしめてあげるから、いろんなことが少しずつ解決していくように、がんばってー。
わたしも、がんばるー。
相変わらず、浮き沈みの激しい日々を過ごしているな、わたし。
今年になってからの日記を読み返すと、つくづくそう思って、恥ずかしい。
でも、それが正直なわたしのこころの記録なので、仕方ない。
来年の今頃、読み返してみるのが楽しみなような、不安なような。

昨日は仕事が休みで、あのひとと過ごした。
たくさんお喋りして笑っているうちに、一昨日のどんよりした気分は消えていく。
「あなたといると、元気になるなあ」と、言う。
言わずにいられない。
夕暮れにあのひとは帰ってゆき、わたしは風邪薬を飲んで早寝する。
深夜、仕事を終えたあのひとから、おやすみなさいのメールが来る。
それで目が覚めちゃっても、わたしは嬉しい。
3回くらい読み直して、ほっこりこころがあたたまって、また眠る。
わたしって、本当につくづく単純だ…。
昨夜遅くに、あのひとがわたしの部屋に来てくれた。

すごく疲れているふうに見えたし、今日会う約束をしていたから、
「疲れているのに無理して来てくれなくても、明日があるから、わたし、大丈夫だよー」
って言ったら、
「だって今夜隕石が落ちてきて、明日が来ないかもしれないじゃねーかよ。」
なんて言って抱きしめてくれた。きゅーん。ありがとう。

----------------


結局、隕石は落ちてこずに(にっこり)、今日もしっぽりと二人で過ごす。
浅草あたりをそぞろ歩きに行こうと思っていたけれど、あまりの寒さに出かけるのはやめて、わたしのうちで海鮮チゲを作って食べて、のんびりお風呂に入って、DVDを見て、あいしあって、うとうとうたた寝して。
うたた寝から覚めたら、あのひとが隣にいて、あまりにも幸せな満ち足りた気持ちになってしまったので、
「今、隕石落ちてきてもいいなぁ、わたし」
って、言うと、あのひとは噴きだしてしまったけど、でも、本当にそう思ったのだ。
あのひとに会えて、よかったなぁ。
ひみつ。
あのひとと会えない、メールもできない日も、4日目。
大晦日のできごとを思い出すたびに、じわじわと弱気になってしまう。

あの日の帰りに、初詣の人々を見て泣いてしまったのは、漠然とした孤独感じゃなくて、あのひとといたいのにいられないっていう、リアルな孤独感が押し寄せたからなんだと気づいた。
それは、この先もずっと、ことあるごとに感じなければならないものなんだな。
初詣だけじゃない、夜桜も花火も、手を繋いで一緒に見ることはできないんだな。
同僚さんが、恋人さんとの旅行の計画を楽しげに話してくれたときも、わたしとあのひとは、一緒に旅をすることもできないんだと思うと、淋しくて、つまんなくて、身体がずっしりと重く沈んでゆくような感じ。
こころの中に、冷たい風が吹き込んでしまった感じ。

カウントダウンパーティが終わったはずの時間に、あのひとからメールが来なかったことも、だんだん気がかりになってきている。いつもなら、仕事が終わったら「おやすみ」のメールをくれるのに…。
わたしがあの日、酔っ払って「淋しくて泣いちゃいました」だなんていうメールを送ったせいかな、重かったかな、面倒くさくなっちゃったかな、と不安になったり。
そんなメールを受け取っておいて、何も返事がないなんて冷たい!ってかなしくなったり。

こんなふうな、会いたいときに会えない、連絡できない、淋しさや物足りなさが、好きだという気持ちを上回ってしまったときに、終わりがくるのかもしれないな、なんてことまで考えてしまった。こころが、冷えてしまった。
なんだか、つらいなぁ。
昨日の大晦日は、昼まで仕事をして帰宅。
ひとりだけれど一応お正月らしい準備をしようと、デパ地下やスーパーをめぐって、黒豆や蒲鉾、鯛のお刺身などを買った。
レジに並んでいるときに、あのひとからメール。
今からおじゃましたいんだけど?って。
ええええ?嬉しいんだけれど、全然予期してなかったので、大慌てで帰る。
掃除もまだだし、洗濯物なんて部屋干ししてるし。
片づけがすまないうちに、あのひとが着いてしまって焦ったけれど、あのひとは慌ててるわたしの様子を見て、笑っていた。
年末年始はおくさんが家にいるはずだから、会えないと思ってたのに。
「どうしても会いたかったから、抜け出して来たんだ」って。
ほんの少しだけしか一緒にいられなかったけれど、嬉しくてこころがとろける。

あのひとが帰ったあと、しばらくぼんやりうっとりしてから(笑)、お雑煮とおせちの準備。掃除は…まあいいや…年明けてからでも…(掃除、苦手なんです。きらいなんです。下手なんです。。)

夜遅くなって、カウントダウンパーティへ出かける。
ずいぶん打ち解けるようになった常連さんも増えてきたので、きっと楽しく過ごせると思って行ったのに、なんと、親しく話せる人がひとりも来ていなかった…。よく知らない人や、ちょっと苦手な人…そもそも若いひとたちばかり。
そうだよね。いつもひとりで飲みに来ているとはいえ、中年のみなさんには家族があるもの、家で過ごすに決まってるよね。いい年をして、調子に乗ってやってきた自分が恥ずかしいし、居場所はないし、あのひとは忙しくて話し相手にもなってくれないし、すごく惨めな淋しい気持ちになって、早々に帰った。
帰り道、近所の神社に向かう家族連れやカップルで混雑した道を歩きながら、情けなくて、淋しくて、ちょっとだけ泣いてしまった。
あーあ。新年早々、こんな気持ちになるなんて。
あのひとのせいじゃないけれど、なんだかあのひとのことまで恨めしい気持ちになる。昼間会えただけで満足しておいて、パーティなんか行かなきゃよかった。



元旦の目覚めは、二日酔いでぐったり。
なにしてるんだろう、わたし。情けないな。
ひとりで迎えるお正月は、今回で2度目だ。
去年は元旦の夜には実家に帰れたけれど、今年は引っ越して遠くなったのと、2日からすぐに仕事なので、帰省もできない。ほんとうにひとり。
のろのろ起き出して、お雑煮を食べる。
昨日のことを思い出して、あの若い人たちから「空気の読めない、かわいそうな孤独なおばさん」と思われたんじゃないかしらと、くよくよしたり、これから4日間は、あのひとに会えないんだな、メールもできないんだな、って落ち込んだり。

でも、ぴかぴかの青空と、遠くにくっきりと見える富士山を眺めていたら、少しだけ元気が出てきて…というより元気ださなくちゃ!と思って、初詣に行くことにした。
もちろん今日だって、神社には家族連れとカップルばかり。
だけどわたしはうつむかず、胸を張って、ひとりであるいた。
神様に手を合わせて、家族と自分とあのひとの、健康だけを祈る。
多くは望まない。望めない。運命の流れに任せるだけ。
おみくじは小吉だった。それで十分。
ようやく、こころが穏やかになってきた。

帰ってきて、まだ日は高いけれど、あまいお酒を飲みながら、のんびりとPCを立ち上げて、こうして日記を書いている。
わたしはひとりだけれど、DNを通じていろんな方たちとつながっていることを知っているから、大丈夫。
いろんなことがあった昨年も、ここでたくさん励まされて、やさしくしていただいて、なんとか乗り切ってきたんだもん。大丈夫。

みなさま、今年もよろしくお願いします。
みなさまにとっても、素晴らしい年になりますように、お祈りしています。

わたしの今年の目標は、あのひとのことばかり考えず(苦笑)、仕事や勉強や、自分を高めることに力を注ぐこと。ひとりで生きていく強さと、自信を持つためにね。がんばりまーす。
今日は、今年最後のお休みだった。
世間はもう、年末年始のお休みに入るんだな。
わたしのお休みは元旦だけで、あとはずうっと仕事だ。
むしろ、それでよかった。
あのひとに会えないお正月、ずっとひとりだったらきっとつらいから。

そんなふうに思ってしまうことが、こわい。





一昨日から今日まで、3日連続であのひとに会えた。
クリスマスプレゼントなんて、くれないと思っていたのに、ちゃんと用意してくれていた。可愛いクリスマスパッケージのベルギーのチョコレート。
2日間、部屋に飾っておいて、今日一緒に食べた。しあわせー。
わたしがあげたプレゼントは、宝くじ(色気ないなぁ・笑)。

今日はわたしの仕事が休みだったので、うちで鍋を一緒に食べた。
今まで、なんとなく抵抗があって、うちで料理を作って一緒に食べるということをしてこなかったので、はじめてのことだ。(鍋なんて料理のうちに入んないかもだけど)。
そのために、ふたり用の土鍋を買い、器を買った。
本当に最小限の、ひとりぶんの食器しか、うちにはないんだなーとつくづく思った。
こんなふうに、自分のうちでひとと向かい合って食事をすることも、ひとのために料理をすることも、本当に本当に久しぶりのことだった。

わたし、ずいぶん長い間、ほんとにひとりだったなあ。。。

週末

2009年12月20日 恋愛 コメント (2)
昨日は会社の忘年会。
酔っ払って、はしごして、、、ちょっとしたできごとがあって、疲れた。
電車の中で眠ってしまって乗り過ごし、あわてて戻る。
くたくただったけれど、あのひとのところに寄る。
あまえたいのに、人目があるからあまえられないもどかしさ。
あああ。ぎゅーっとはぐしたいのにいい。
ふらふら帰って、ばたんきゅうと眠る。

今朝起きたら、軽く二日酔い(でも予想していたより軽くてよかった…)。
あのひとからのお誘いメールが来て、慌てて用意して出かける。
今日のランチは、中華のお粥。
わたしが二日酔いだろうなって、思ってくれたみたい(笑)。
それから自転車でうろうろして、CDを見に行って、うちへ。
思う存分あまえて、あいしあって、お昼寝して、とろとろになる。
夕暮れ、カーテンを開けると綺麗な夕焼けが見えた。
ふたりで、夕焼けと遠い富士山を眺める。
あのひとが、うしろからわたしをぎゅーっと抱きしめてくれる。
どうしたらいいかわからないくらい嬉しくて、なんだか途方にくれる。

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