昨日の深夜、あのひとからメールが来た。
明日、会おう、って。
それで、一日中もやもやしていた気持ちが薄らいで、安心して、でもなぜだかちょっとだけ億劫な気持ちもあって、あれ?へんだなあ?わたし、って思いながら、ぐっすりと眠った。
こころはあのひとを求めているけれど、からだは休息を求めていたのかな。

今朝目覚めたときには、まだ身体が重かったのだけれど、お洋服を選んで、お化粧をしているうちに、じわじわと身体の中から、ちからがわいてきた。
ぴりっと寒い外に出て、駅まで歩いているうちに、どんどん身体が軽くなった。
お散歩して、安いお寿司を食べて、昼間から軽く飲んで(わたしだけ・笑)、ほろよいでとろんとなって、なにかの帳尻を合わせるみたいに、たくさん、一生懸命、あいしあって。その途中でふいに、泣きたいような気持ちになったりして。
そして、夕暮れに、ばいばいまたね、と手を振って後姿を見送る。

ひとりになった今、また身体は重くなっているけど、質がちがうみたい。
一昨日の、がちがちにこわばった重さじゃなくて、あまいだるさ。
こころもゆるんで、あたたかくねむい。
わたし、あのひとに酔い痴れてるんだなーって思う。
でも、そのあたたかさの中に、ぽつんとさみしさが、やっぱりある。

さあ、明日のために、今日も早寝しよう。
あまり考えすぎないように、今、このときのあまい酔いを享受しちゃおう。。。
お互いの仕事や用事が重なって、タイミングが合わず、会えなかった3日間。

慌しい毎日。

2009年12月5日 恋愛
12月に入ってから、毎日のように慌しくとびまわっている。
楽しいことも、そうでもないこともあるけれど、
楽しければ、あのひとにそれを話したくて会いに行き、
沈んでしまったときは、少し甘えたくてあのひとに会いに行く。
そんな場所があることが、こころの底から嬉しくてありがたい。
あのひとにとってのわたしも、そういう存在でいられたらいいな。
さてさて仕事に行ってきます!
去年の誕生日は、ひとりで過ごした。
離婚間近だったし、つよくならなくちゃと、ぴんと気を張っていたっけ。
その前の年は、女子友5人と大宴会(笑)。
その前は元夫と暮らしてた家を出た年で、ひとりで過ごした初めての誕生日だったなぁ。

今年はあのひとと過ごした。
午後はわたしの部屋でのんびりして、夜はすてきな音楽を聞きに行って。
…といっても全然お洒落な感じじゃない(笑)。
ざわざわした庶民的な中華料理屋さんで、ささっとばんごはんを食べて、
素知らぬ顔して、一緒にライブに行く方たちと合流したのだ。
ずっとふたりっきりだったらよかったのになぁ、とは思うけれど、誕生日当日に、あのひとに会えただけで幸せだ。
プレゼントには、わたしの好きな画家さんがデザインしたグラスと日本酒をもらった。わたしが好きだって言ってたの、覚えてくれていたことが、うれしい。

ライブが終わり、乗換駅であっさり別れて、わたしは別のひとと一緒の電車に乗る。
楽しかったなぁ…ってうっとりする気持ちと、もうちょっと一緒にいたかったなぁ…ってものさみしい気持ちとを抱えて帰ってきて、顔を洗っていたら、玄関のチャイムが鳴った。
あのひとが、来てくれた。
「ケーキを一緒に食べなくちゃと思ってさ。」
って、コンビニの安っぽい小さなケーキを持って。
えええ!わたし、すっぴんで、毛玉だらけのパジャマを着てるんですけど!
でもでも、嬉しい!
ふたりで半分こして食べたケーキは、とってもあまかった。
生きてるっていいなあ、年をとるのも悪くないなあ、って、じわっとあたたかい気持ちになった一日。

失敗。

2009年11月27日 恋愛
今週末、あのひとの仕事がすごく忙しいのは知っていたはずなのに、ついつい浮かれて調子に乗って忘れてて、昨夜、『土曜日にランチでーとしましょ』ってメールしてしまった。
クールなお断りの返事が来て、ちょっと落ち込む。
思いやりのなかった自分に、がっくりし、反省する。
あー、恥ずかしい。
自分の会いたいきもちばかり先走らせて、コドモっぽかったな。
自戒をこめて、ここに記録しておく。
あのひとの身体や、時間や、仕事、もっとちゃんと気配りしなくちゃ。
きのうのできごと。

待ち合わせ場所に自転車で集合してから、青空の下、のんびりとランチへ行く。
あのひとの後姿を追いかけながら、じわじわとあたたかい気持ちになる。
こんなふうな過ごし方、今までしたことなかったからなあ。
どこまでもどこまでも、こうして自転車でおっかけていきたい気分だけど、
あのひとおすすめの四川料理のお店には、あっというまに着いてしまった。

日当たりのいい窓辺の席で、向かい合って食事する。
あのひとの顔の皺とか、半分以上白髪のおひげとかを、しみじみと眺める。
無骨な指とか、おでこのずいぶん上の方にある生え際とか(笑)も
あー、愛おしいなあ、と思いながら眺める。
からだじゅうが、こころが、あたたかくなる。

これまでわたしは、いわゆる草食系っていう感じの男の人が好きだったけど、
あのひとは全然ちがう。
今は年老いて穏やかになった獣、みたいな感じ。
うまく表現できないんだけれど。
今朝、出勤する電車の中で読み始め、帰りの電車で読み進め、帰ってきてから、ごはんもたべずにビールを飲みながら、読み終えた「ダブル・ファンタジー」。
くったりと、疲れた。
好きな作品、だとはいえない。
文句をつけたいところも、いろいろとある。
けれど、うん、まあ、今のわたしにとっては、読む価値のあるものだったんだろう、と思う。
うっすらとさみしくなって、あのひとのことを思う。
でも、今日は月曜日。

少し時を置いて、素面で読み返したほうがいいかな。
さっき書いた日記を読み返し、つらつらと考えたのだけれど。
わたしはこの恋愛が終わることを、意識しすぎているかなあ。

***以下はひみつ***

静かな午後

2009年11月21日 恋愛
素晴らしい青空!
お昼に仕事から帰ってきて、大急ぎで洗濯をして、大急ぎで干す。
冬だから、きっと日が暮れるまでには乾かないけど、少しでもお日様に当てたいので。

夜までぽっかりと空いた時間。
あのひとを午後のお茶に誘うこともできるけど、今日はがまん。
(といっても、夜には会いに行くんだけれど・笑)
ひとりでいることの楽しさ(あるいはさみしさ)も、忘れちゃいけないから。

時々、思い出したように繰り返されるわたしたちの会話。
「さみしいことだけど、永遠って、ないからさ。」
「いつかは終わるんだなーって、わたしはいつも自分に言い聞かせてるよ。」
どうしてこんなことを、お互いわざわざ口に出すのか、それはずるいことなのか、弱いことなのか、と思ったりもするけれど、でも、たぶんこれは、
「だから、今の楽しい時間を大切にしなくちゃね。」
と言い合っていることなのだ。

さて。
この静かな午後を、どうやって過ごそうかな。
あのひとのために買ってある、あまーいお菓子でもつまみながら、読書かな。
あーあ、早く夜になるといいのに(←だめじゃん!笑)。

満ちる。

2009年11月18日 恋愛
あのひとと過ごす時間は、どうしてこんなに早く過ぎちゃうんだろう。
おいしいものを食べて、のんびりと一緒にお風呂に入って、たくさんあいしあって、窓から夕焼けを眺めて、お喋りして、笑って。
あのひとが帰っていったあと、暗くなったひとりの部屋で、しばらくぼんやりしてしまったけど、それは淋しかったからじゃない。
こころもからだも満たされて、満たされて、あのひとの気配が残る部屋の余韻を楽しんでいたのだ。

しばらくそうしていて、「さーて」と独り言を言いながら、部屋の灯りをつける。
グラスや、苺のお皿を洗って(わたしの予想どおり、あのひとはコンデンスミルクをたっぷりかけるのが好きだった。かわいーの♪)、バスローブの洗濯をして(明日も遅くまで仕事なので、今夜から部屋干しです)、こうしてPCに向かっているところ。
この日記を書き終えたら、軽く何か食べて、またまたあのひとに会いにいく。
貪欲すぎるかなぁ。
でも、一日が、ひとときが、ものすごく貴重なものだっていう予感がするから、ためらわず、恥ずかしがらず、一心にすすんでいくんだ。

元気が出る。

2009年11月14日 恋愛
昨夜は遅くまで、あのひとのところで飲んだ。
いろんなひとと話をして、けらけら笑って、ふるい音楽にうっとりして。
わたしが帰った後も、客足は途絶えなかったようで、おやすみメールが来たのは3時すぎ。
疲れているはずだし、今夜もパーティの予約が入っているというのに、お昼前にはランチのお誘いメールが来た。
嬉しくて、しあわせで、なんだか泣きそうになる。
一緒にランチを食べて、午後を過ごして、どんどん元気になってゆく。
昨日も、今日も、とってもいい日だった。
明日もそうだったらいいのにな、と、思いながら、
明日はどうなるかわからないんだから、と思うようにこころがけている。

心の中で、きっとどこかにいるであろう神様だか仏様だかに対して、「ありがとうございます」と、「ごめんなさい」を、同時に思っている。
雨の夜中、ちょっとしか時間がないのに、家にきてくれたり、
珍しく朝からメールが来たり、
毎日、毎日、どきどきしている。
こんなふうに胸ふるえる日々を過ごすことができるなんて。
去年の今頃のわたしに、教えてあげたい。
すてきな日々が、この先にあるんだよーって。
来年の今頃のわたしは、どんなふうに過ごしているのかなあ。

昨日は語学の検定試験だった。
たぶん合格はできる…と思うけれど、全くわからなかった単語もあり、もっとちゃんと勉強すればよかった!と後悔。あやふやな解答が、勘で当たったって何の意味もないもの。あのひととの時間を作るのに心を傾けすぎ。もっと自分の時間も充実させないと。

とはいえ、試験が終わるなりメールして、会う。
お昼を食べずに待っていてくれたあのひとと、イタリアンレストランのテラスでランチ。わたしは開放的な気持ちになってワインを飲む。風もなく穏やかな午後。日曜日だから、まわりはご家族連れだとか、ご夫婦ばかりだ。わたしたちも、仲の良い中年夫婦に見えているんだろうな、きっと。

今日は月曜日。会えない日。
なんだかからだが重くて、ぼんやりする。
ずっと先延ばしにしていた用事を済ませるために、東京駅近くの銀行へ。
電車の中で、ぐらぐら揺れながら爆睡してしまう。
帰り道は、気分転換にいいかなと思って違う路線に乗ってみたら、ずいぶんと乗り換えなくちゃいけなくて、2倍の時間がかかってしまった。大失敗。
夕暮れの街を、電車の窓からぼんやりと眺める。
お金のこととか、将来のこととか、ぼんやり、ぼんやり、考える。
いつまでこうして元気に動けるだろう。
いつまであのひととあいしあえるだろう。
動けなくなった老後のわたしは、ひとりでどうやって暮らすんだろう。

今日は、むしろ会えない日でよかった。
ひどく現実的な気持ちだから。
ロマンティックじゃないから。
あのひとと、でーと。
申し分のないピカピカの青空の下、隣町の古いお寺へ行く。
参道の茶店の外に置かれた緋毛氈の長椅子で、おでんとビール。
日当たりがよくって、隣にはご機嫌に酔っ払った近所のおじさんがいて、ふかふかに太った猫が昼寝をしていて、わたしたちはたわいもない話をして笑って。
あまりにも幸せなので、泣きそうになってしまう。

広い境内に点在する、古い建物を見てまわる。
誰もいない庭園の中を、手を繋いであるく。
あー、はぐしたい、きすしたい。だなんてわたしは思っている。
たくさんの猫に出会う。
このコたちを、わたしに見せてあげたかったんだって。

門前町のふるーいお店をひやかして、まだ早い時間にわたしの部屋へ帰る。
胸の中にすっぽりおさまって、静かに、でも強く湧いてくる愛おしい気持ちを、わたしは思う存分たのしむ。
だーいすき、の一言で、この気持ちが伝わったかなあ。無理だよなあ(笑)。
でも、あまり重くなるのもいやだから、それはそれでいいんだ。

生きてる実感。

2009年11月2日 恋愛
数年前まで住んでいた街から友だちが来たので、わたしも有休を取って4日間遊んで過ごした。
そのうちの1日は、ともだちの結婚式に出席。
そんなこんなの合間を縫うようにして、あのひとと会う。
ほんの数時間の逢瀬。
一緒にランチを食べたり、深夜わたしの部屋であいしあったり。
慌しくも、充実した日々。
さらさらと流れてゆく。
いつか終わる、いつかは終わるんだ、って、折々に思う。

この間まで暑いねえって言い合っていたのに、昨日今日は暖房を入れるくらいの肌寒さ。
こうしてどんどん流れていく日々の中の、きらきらしたしゅんかんも、ひとりきりの時間の静けさやさみしさも、みんなわたしのもの。
いつか終わる日まで、大事にしていかなくちゃって、折々に思う。

違う

2009年10月29日 恋愛
昨夜は、あのひとと同い年の男性と、わたしと同世代の男性と女性数名で、飲みに行った。
楽しくないわけじゃないけれど、心ここにあらず。
途中であのひとからメール。
「飲んでる?楽しんでおいでね」
って。
ばかばかばかー!って思う。
あなたに会いたいんだのに。

あのひとと同い年の男性は、あのひとと違って(笑)、とても紳士で親切だけれど、わたしの目には、ほんのちょっとも魅力的に見えない。
なかなかお開きにならずに、とうとうあのひとに会いに行けずじまい。
最後の方は、苦行のようだった。
そんなこと考えるの、申し訳ないんだけど、でも、違うんだもん。
退屈なんだもん。
あのひとといると、数時間があっというまに過ぎるんだけどなあ。
昨日の日記に、ふにゃふにゃと「会いたい会いたい」って書いたあと、
あのひとから「仕事帰りに寄っていい?」ってメールが来た。
以心伝心?
あのひとも、会いたいなーって思ってくれていたの?
ほんとかなあ…って、未だに自分に自信のないわたしは、不安になる。
損な性分です。
すごくすごく、嬉しいのに。

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あのひとはあまいものを食べたがる(実は殆どお酒が飲めないひとなんです)ので、お菓子だの果物だの、あまり買い置きする習慣がなかったものを、この頃は用意している。そういうふうに、すこしずつわたしの暮らしの中に変化がある。なんだかくすぐったいような、こわいような。変わっていくわたしもわたし。
だけど、ひとりで生きていく強さを、失わないようにしなくては。

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とはいえわたしは、自分はお酒を飲みながら、あのひとがあまいものを食べているのを見るのが好き。かわいいんだもーん(笑)。
でーとの途中で「草だんご、買っていい?」なんて言うんだもーん。
今日は同僚さんたちとドライブに行く予定だったけれど、雨なので中止になった。
ぽっかり空いた休日。
あのひとに、会いたくて会いたくて、会いたい。
昨日の午後もずっと一緒に過ごしたのに、欲張りすぎ。
あのひとは、昨夜も仕事が忙しかったはずだし、今夜も仕事なんだし、ゆっくり休ませてあげなくちゃと思うけど、それでも会いたくて会いたくて、落ち着かない。何も手につかないみたい。
気を紛らわせるために、雨の中、買い物に出かけた。
来年の手帳と、ベビーピンクのバスローブと、お風呂に浮かべる可愛いライトと、仕事用のシンプルなシャツと、くすんだブルーのタートルネックTシャツ。
わーん。
買い物してもしても、すうすう淋しいこころは埋まらないなー(苦笑)。
我慢できずに、メールした。
ずいぶん経ってから、返事が来た。
用事があって、夕方まで渋谷にいるんだって。がっくり。
せっかくのひとりの時間を有意義に過ごせばいいのに、滞ってる語学の勉強もしなくちゃいけないのに、何も手につかなくて、ぼーっとしてしまってる。
外が暗くなってきたから、ビールなんかあけちゃってる。
いいかげんに、しっかりしなさい、わたし。

お休み。
あのひとと、以前から約束していたスパへ行く日。
すばらしい青空のお出かけ日和で、朝からうきうきしていた。
そうしたら突然、駅での待ち合わせの40分も前に、あのひとがわたしの部屋へやってきたので驚いた。
お茶もコーヒーもいらないよって言って、ただただぎゅーっと、はぐ。
何かあったのかな?って心配になって、表情を伺うと、穏やかな顔している。
あ、えっと、これはもしかして、わたしにとっても会いたかったってこと?
いつもなら、休み前の夜には会いに行くわたしが、昨日はもやもや迷って、会いに行かなかったものね。帰りに寄って?っていうお誘いメールもしなかったものね。
うわー。うわー。どうしよう、ばかみたいにうれしい(笑)。

スパももちろん楽しかったんだけれど、この、出かけるまでの朝のひとときが、今日いちばん楽しい時間だったかもーー。



すこしこわい。

2009年10月17日 恋愛
とある問題を抱えていて、この頃元気のないあのひとを見てるのはかなしい。
「元気だして」
なんて簡単に言えない。
昨夜、まだ他のお客さんが来ていない時間、プレゼントしたCDをかけてもらって、あのひとのこわばった背中を、こころをこめてマッサージした。
やさしくあること、あたたかくあること、たくさん笑うこと。
わたしがあのひとにあげたいのは、あげられるのは、そういうことだ。
それらの前には、「今夜」っていう前置きがつく。
明日はまた明日。
未来のことなんかわからない。
わたしのこころは伝わったみたいで、あのひとの表情がゆるんで、笑って、
「さあ、ちょっと元気でたし、頑張るかー」
って、わたしの肩を抱いてくれた。
お客さんが階段を上がってくる足音が聞こえて、すっと離れても、たぶんふたりのきもちはやさしく寄り添っていた、と、思う。

-------------------

今日はわたしの休みだったので、おいしいランチを食べに行き、それから夕方まで部屋で過ごす。飽きずにずうっと触れ合って過ごす。
もう、日にちや、曜日の感覚がない。
あのひとに会える日と、会えない日があるだけみたい。

本当は、そういう自分が怖くなってきている。
どうなっていくんだろう。

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