劣化

2011年11月28日 日常
5年ぶりに免許証の更新に行ってきた。
これって、本当に嫌なものだ。
待ち時間は長いし、自分の顔の劣化(笑)をつきつけられるし。

新しい免許証の写真をみて、しみじみと思ってしまう。
ああ、間違いなくしっかりと5年分、年をとっているのよね…。
古い免許証を持ち帰ることもできたのだけど、そのためにまた並んで待つのも嫌だし、5年前の自分と比較して落ち込むだけだよなあと思って、返納してさっさと帰ってきた。

わたしひとりが年取っていくわけじゃないんだしさ、うだうだ言っても仕方ないんだけどさ、でもでもでも、新しい免許証の写真、あまりにも…あまりにも…(涙)。
あー、これが現実か!

なんだかやけっぱちな気分になり、帰り道、コートとカーディガンと手袋を買ってしまった。。。

かつての乙女

2011年11月27日 日常
昨夜は高校時代の友人と飲んだ。
おひとりさまのわたしと、在宅兼業主婦にして一児の母の友人。
悩みポイントは、まるっきり違うんだけれど、ふるさとの言葉でじゃんじゃん愚痴を言い合って発散した。

「この先どうなるか考えてもわからんよねー。
 だって戦争があったのなんか、ほんの60年前やもん。
 その60年の変化を思ったら、この先の変化なんかどうなるか…」
と、友人に言われて、なんだか妙に納得してうなづく。
老後の不安って、漠然としすぎてて、今、何をどうしたものやら…なんだもの。

「とりあえず現金よ!現金持っておくことよ!」
と、外資系証券会社で長年バリキャリしていた友人にそう言われて、ぶんぶんとうなづく。
そうそう、そうよね。とりあえずおかねと健康があれば、どうにかなる。
「現金よ」「そうよ現金よ」ってバーの片隅で熱く語り合ってしまった。
なんだかなあ(笑)

こんなわたしたちだけど、30年前の今頃は、憧れの彼にクリスマスプレゼントにあげるんだ~、とか言いながら下手っぴなマフラー編んだりしていた、正真正銘の乙女だったんだけどねえ。ふふふ。

必要なものは、覚悟なんだろう。
今の自分、これからの自分を引き受けてやっていく覚悟。
この自信のなさを乗り越えるには、どうしたらいいんだろう。

ショートカット

2011年11月23日 日常
夕方、美容院へ行く。
もうすっかり、さっぱりショートに慣れてしまった。
慣れてしまうと、あまりにも楽なので、もう伸ばす気になれない。

休日の美容院は混んでいた。
隣の若造(20代男性)が美容師さんと喋っている、その口の利きかたに、とてもいらいらする、おばさんのわたしなのであった。
なぜ君はそんなにも偉そうに失礼な口調で、あきらかに年上の美容師さんに対して、ちょーくだらないことで上位に立とうとするのかね。
(答えは、若さの馬鹿さの自意識過剰のせいだとわかっちゃいるけどさ)
せっかくのお休みに、ヒトゴトでいらいらなんかしたくないのになあ。
やれやれ。

暗くなった帰り道、静かに雨が降り出した。
道路に細かな水玉模様ができていくのを見ながら、少し、急ぎ足。
街灯がつくるわたしの影。
うん、今日も孤独だなあと、淡々と思う。

帰宅してTVをつける。
談志死す。

さてさて。

2011年11月21日 日常
通勤電車の中で、終活の本を読む。
ひしひしと不安が押し寄せる。

去年の今頃は、ただもう生きてるだけで上等だと思っていた。
どうやらもうちょっと生きていけそうだと思うようになった今は、
さてさてどう生きていくかと不安になった。
今日はずいぶんと、おかねのことを考えた。

理想の暮らしはあるのだが、簡単にはいかない。
何につけても、折り合い、だな。

しかしまあ、遠くの不安もあるにはあるけれど、
今ここにある、日々のことも考えなければならないわけで。。。

さてさて。
さてさて。
ずいぶん放置していたけれど、久しぶりにまた、
うろうろしている日々を書き残していこうかと、ようやく思えました。
前みたいに続けられるかどうか、まだわからないけど。

--------------------------------------------------------

昨日はひどい一日だった。
お天気もそうだし、二日酔いだし。
一日中ねまきのままで、どんよりと過ごした。
そうしていたら、一昨日の楽しかったことまでがあやふやになってきて、
本当に楽しかったんだっけ?わたしはともかく相手はつまんなかったのでは?
なんて、わけもわからず落ち込み始めてしまった。
ばかだなあ。

今朝、すっきりと雨が上がって、お酒も抜けて(笑)、少しだけ元気になった。
お天気しだいだなんて、簡単すぎるし、不安すぎる。
でもまあ、そういう自分と折り合いをつけて、のりきっていかなければね。

川沿いの道を本屋へと向かう。
途中でわたしと同じようにうろうろしている三毛猫さんと出会う。
また少し元気になる。
こちらは簡単でもいい。不安もないんだニャ。

本屋で買ったもの。
「はげまして はげまされて」93歳のおじいさんの絵日記。
「毎日3分のきょうのストレッチ」あまりにも運動不足なので。
「おひとりさまの終活」このことについて、ずっと考えている。
この先、どう生きるか。
精神的なことだけじゃなくて、実際的な、経済的なこと。
そういうことを考えていくためにも、また日々を記録しておこうと思ったのだ。
いつだったか、2週間くらい前だったかな。

あ、わたし今、さみしいかも。。。。

と、思ってしまった。



それから、さみしいというコトバが、つきまとっている。

そんなふうに生きていたくはないのにな。



少し、休みたい。

あがらない

2011年7月2日 日常
もう、ほんとに、こんなことばっかり書いてイヤなんだけど(しつこい)…。

気分が全然あがらない。
一日中体調のこと気にして、ずっと座ってるのもだめ、疲れるのもだめ、気にすればするほど、また腫れやむくみが進んでいる気がして、また滅入って、もう、ほんとうに、うんざり。

気晴らしに飲みに行ってみるんだけど、ちっとも楽しくない。

街を歩いていても、ちっとも楽しくない。
お腹も足もストッキングで締め付けて、あつくてくるしくて。

素足に華奢なサンダル履いて、たのしそうに歩いている若い人たちが、羨ましくて、ねたましくて、いらいらしてしまう。

もともとの病気のときよりも、もっと滅入っている。
あの時は、手術して化学療法受けたら、もうそれで終わりだと思っていたもの。
それで治ればラッキーで、治らなければだんだん弱っていくのかなと思っていた。
こんなふうに、一見元気そうに治ったみたいなのに、一生不具合とつきあっていくなんて、思ってなかった。

生きてることはありがたい。うれしい。
もっと苦しんでいるひとはたくさんいる。
仕事して、散歩して、買い物して、お酒飲んで、贅沢だよねと思う。
だけど、だけど、だけど、、、。
くるしいんだ。
こころが。

今日は病院のはしご。
もう「疲れた」っていう言葉、書きたくないけども、でも、、、疲れた。

件の病気の後遺症というか、合併症というか、副作用というか、まあ、とにかく去年の手術のせいで、またあたらしい病気になってしまったのだ。
気をつけていたつもりなんだけどなあ。。。
やっぱり仕事って、身体に負担なんだろうなあ。。。
のんびりと無理せずに暮らせればいいのだろうけど、ひとりで生きていく以上、それは無理だからなあ。。。

きついけど、つらいけど、宝くじが当たるといいのにって思うけど、誰かの扶養に入りたいとは思わない、頑固で偏屈なわたし(笑)。
なんとか身体と相談しつつ、のりきっていくしかない。

あーあ。

----------------------------

この間、久しぶりにあのひととゆっくりお喋りする機会があった。
「思い出話」みたいな、でもまだちょっとナマな感じが残っている。
ナマ…ではあるけれど、生傷ではない。
離婚のときは、ずいぶん長い間、生傷だった。ひりひりした。
今は…そうだなあ…まだ、ちょっと、生臭い?(笑)
でもそのうちすっかり乾いていくだろうと思えた。
一緒に過ごした時間のこと、「たのしかったねえ」「すてきだったねえ」って言い合った。
きっと他人が聞いたら変だと思うけれど、わたしたちはそういうふうに終息したのだ。
これでよかった、と思う。
ひとつひとつは、小さなできごとだったり、小さくひっかかる思いだったりすることが、しんしんと積もって重くなり、耐えかねて膝をつくような。
そんな力尽きるかんじで、今日、仕事をさぼってしまった。
がんばれば、ぜんぜん行けたんだけど。
自分を甘やかしてしまった。
もう、いいか。って。

先週も検査のために1日休んだのだけど、その翌日、派遣のひとが、さらりとわたしに言ったのだ。
「昨日、蜜桃さん抜きで課の会議があったわよ。
 あなた以外のメンバーで、仕事の配分しなくちゃって。
 メインの仕事は、AちゃんとBくんに全部まわせって。」
…あ、そうなんですか。

わかってる。
みんなわたしの身体を気遣ってくれてるってこと。
事実、定期的な検査もあるから仕事休むし。
ハードな仕事まかされて、体調崩すのも怖いし。
すっかりアタマもぼんやりして、ミスも繰り返したし。
わかってる。
でも、なんだか、糸が切れた感じがした。
これまで我慢できていた、身体の不具合がずしんとこたえてきた。
…もう、がんばるのやめよっかな。


仕事のことだけじゃなくて、いろいろ、いろいろ。
迷って、決めかねて、時だけがどんどん過ぎること。
なんだかもう、つかれたー。

ためいきのわけ

2011年6月7日 日常
帰り道、なんだかうつむいてためいき。

あれ?なんでだ?
今日は特段いやなこともなかったよね?
と、思ったら、帰りの電車の中で読んでいた小説に感情移入しちゃってて、
なんだか深刻な気分になっていたせいだと気づいて、苦笑。
たんじゅん。
そんななら、元気が出るような、うきうきするような小説を読むべきだな。

そんなことをぼやぼやと考えながらあるく、夕暮れの川沿いの道。
ハヤシライスのにおいがする。
どこかのおうちのばんごはんだ。
ひゅっとさみしさが胸を横切る。
でも今度は意識して、ためいきはつかない。

がんばれわたし。
呪文のように、声を出さずにつぶやく。

がんばれわたし。
ひとりでも、いきていく。

暑い~~~~。
お化粧はすぐに落ちてしまうし、
足のむくみ予防の着圧ストッキングは暑いし苦しいし、
まるでもう夏ばてみたいな状態!
ビールが美味しいのはいいんだけど、
太らないように主治医に指導されているし。
困った困った。
うーん。
これでまだ6月初めだなんて~~。


二日酔い

2011年6月5日 日常
昨日は友だちとスイーツ食べに行ったのだけれど、
お目当ての店が1時間待ちだったので、あきらめて別の店に行った。
その別の店、味がいまひとつだったのでがっくり…。
それからまた、たくさん歩き回って、最後はビールで〆。
暑かったからビールがおいしくて、どんどんすすんで、今日は二日酔いだ(笑)。
こんなに元気になれてよかった、ってしみじみ思う。
もちろん、毎日うだうだ書いているように、あちこち不具合を抱えているんだけど、それはたぶんこれからもずーっと続くんだけど。
それでも、こんなふうに楽しい時間を過ごせることのありがたさ。
生きてるのって、いいなあ。

やっと週末

2011年6月3日 日常
このところ、こればかり書いてて面白みがないですが。。。
ああ、つかれた…。

身体のためには、週末ゆっくり休んだほうがいいのだろうけど、
こころのためには、楽しいことをしなくちゃだ。
明日は銀座にお出かけして、あまいものを食べて、女子友とお喋りする!

なので、せめて今夜はおとなしく家で休養することにした。
また、古い古い映画を見た。東京暮色。
ちょっとせつなかったなあ。
アプレ、という言葉を久しぶりに聞いた。
(いや、リアルな生活の中で聞いたことはないですが)

映画見ながらビールを飲んでいたら、身体が床にめりこんでいくみたいに重い。。。

温度変化

2011年5月30日 日常
蒸し暑かったり、肌寒かったり、落ち着かない天気の毎日。
わたしの体調もおかしくて、ぐったり。
梅雨もいやだけど、夏が来るのがこわい。。。。


5月だというのに、台風だの、梅雨入りだのって、うっとうしい。
洗濯物が干されている、薄暗い部屋にいると気が滅入る。
日曜には、平日用に常備菜をいろいろ作るので、料理の湯気もこもって、
部屋の中は、すっかりじめじめしている。

あああ、つまんない。
ヒトリゴト言ってみる。
言ってみても、なーんにも変わらないけどね。

古い古い映画のDVDを見る。
家族の話。
そしてやがて、ひとりぼっちになる話。
(でも、だんだん離れていっても、家族は家族だけれどね。映画も、わたしも。)
ちょっとだけしか出ないけれど、杉村春子がよかったな。
笠智衆も、もちろんすごくいい。
でもわたしは、しょぼくれた東野英次郎の姿に父を重ねてしまって泣けた。

外では、一日中、雨音。

あああ、つまんない。
この頃、本当にアタマが動かない。
何も考えられない。
考えられないから、ここに書く言葉も出てこない。
ただただ、日々の生活をこなしているだけ、という感じだ。

仕事に行き、息苦しいきもちで一日の大半を過ごす。
帰宅したら、とにかく早く横になりたい一心で、いいかげんにごはんを食べて、あわただしくお風呂に入って、一日が終わり。
リラックスしてないなあって思う。
でも、眠れるだけ、まだいいのかもしれないとも思う。

週末には、追い立てられるように外出してみたり、深酒してみたり。
人と会って妙にはしゃいでみたり、逆に部屋から一歩も出なかったり。

なんだか、どんどん疲れていく。
困ったなぁ。
どうしたらこころが安らかになるのか。

昨日から体調がよくなくて、今日は仕事を休んでしまった。
…頑張れば行けたんだけど、頑張らなかったの。
この体のだるさや痛みって、精神的なものかも。
情けない、かっこわるい、みじめだ。
こんなにも頭が固まって、使い物にならないなんて。
昨日の夜はちょっぴり泣いてしまったけど、今日はひらきなおり。
もう、さぼってやるー。

で、頭をどうにかほぐさなくちゃなぁ…って、
気休めでもいいからと、すごく久しぶりにDSの脳トレをやってみたら、
頭の奥がじんじんして、熱を帯びてくるみたいだった。
どれだけ頭つかってなかったの、わたし(苦笑)。
それからコーヒーを飲んで、持ち帰った仕事の資料を読み直した。
うーーーーん…昨日よりは理解できたかな?

でもすぐに飽きちゃって、図書館から借りてきた本をのんびり読み始めた。
いいんだもん。
わたし、だめ社員だもん。
さぼりなんだもん。

あーあ。
早く定年になりたい(この発想って完全に現実逃避だ…)。


自己嫌悪

2011年5月14日 日常
仕事のこと…。

ちょっとつらい。

働かなければ生きていけないのに。


髪の毛がベリーショートなので、毎日ピアスをするのが楽しい。
もう長いことつけていなかったから、穴が塞がってしまっているかと心配したけど、ちゃんとつけることができた。
長いこと開けていなかった箱の中には、片方なくしたピアスがごろごろしていたので、思いきってそれらは捨ててしまった。
長く生きていれば、いろんなものに、いろんな記憶がくっついてるなあ、と苦笑する。

新しいピアスを買おう。
可愛いジュエリーボックスも買っちゃおう。

…そのために明日も仕事がんばる。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索