もやもや

2010年10月23日 日常
このところ、迷いや不安がこころにあって、もやもやする。
ストレスは免疫力を低下させるから、もう考えたくない。
こころを穏やかに過ごすために、今わたしにできることはなんだろう。
それを考えると、またもやもやするから、ちっとも穏やかにならない。
困ったな。。。
きずあとが、ちくちく痛む。
こころは、千々にみだれる。
じっくりと深く考えることができなくて。
ただもう流れにまかせてしまおうと思ったりするけど、
流れのゆくさきは見えないから、こわくて。
考えたくない。

なんとなく

2010年10月20日 日常
無事に退院して、少しずつ体調も戻って、ほっとしてる。
…のだけど、なんとなく、なんとなく、なんでだか、こころうろうろ。
秋だから?(笑)
明日から、また入院…。
とっても行きたくないけど、早く治療を終えてしまいたいからがんばります。

今回の自宅療養期間中は、なんだか忙しかった。
友達や会社の後輩とランチに行ったし、
連日あのひとと、おやつとお昼寝の午後を過ごしたし、
毎日マッサージはしなくちゃならないし、
リハビリのために軽いお散歩は毎日するし、
見たいDVDや読みたい本を、簡単にネットでレンタルできちゃうし。
うわー、時間が足りない…なんて、病人のせりふじゃないみたい(笑)。

一応、病人らしく時折は不安にさいなまれることもある。
この先、再発の不安から100%解放されることなんかないのかもだけど、
でも、だからといって、うつうつじめじめ過ごしたくはないから、
楽しいことに対して欲張りになって過ごしているんだな、きっと。

ああ、病院行きたくない。
行きたくなーい。
でも、行ってきます。。。

きずあと

2010年10月7日 日常
手術から2カ月経って、傷跡も少しおちついてきた。
初めのうちは目をそむけがちだったけど、
最近はお風呂のときにじっと見たりしてしまう。
同じ病気の方の日記サイトで『傷跡は病気と闘った勲章』という言葉を読んだ。
そうだね。がんばったもん。

自宅療養中の静かな穏やかな日々を過ごしている。
毎日、誰かしら友達からメールが来るし、遠くに住む友達から次々にプレゼントが届く。
ハロウィンのオーナメントつきの花とか、ふわふわあたたかなインナーとか、お笑いのDVDとか(笑うことが免疫力UPにいいのだって)。
昨日は会社の後輩たちが家の近くまで来てくれて、大勢でランチ。
かわいい加湿器とアロマエッセンスをもらって、わいわいおしゃべりして楽しい時間を過ごした。
わたしって人に恵まれているなあって、しみじみと思う。
おひとりさまだけれど、孤独ではないな。
来週はまた入院だけど、がんばれる。
みんな、こんなに応援してくれているんだもの、しっかり治してまた楽しい時間をみんなと共有しなくちゃね。
がんばるー!
一昨日、雨の中をひとりで退院してきた。
タクシーの運転手さんが、無愛想だけどいいひとで、
マンションの入り口まで荷物を運んでくれた。
自分の身体が思うようにならないから、人の親切が身にしみる。

昨日は一転お天気で、身体をならすために、
たいした用事もないのに郵便局へ行った。
年賀状の予約案内を渡されて、びっくり。
もうそんな季節なんだなあ。
今年に限っては、早く時間が過ぎるといい。
早く新しい年がくるといい、と思う。

今日はまたまた一転して朝から雨。
ひどい頭痛で目が覚める。
目が覚めたら頭痛…じゃなくて、痛みで目が覚めた。
そんなの初めてだ。
朝からどんより落ち込む。
天気が悪いと体調も悪くなるみたい。
お天気にならないかなあ。。。
明日からまた病院だというのに(だから、かな?)体調不良。
治っているはずの傷の奥が、うっすら痛い。
頭痛はするし、足は痺れて痛むし、体温調節はうまくいかないし。
この上、薬でまた具合が悪くなるなんて、憂鬱…。
逃げるわけにもいかないから、いってきます。。。
いいお天気だけれど、ちょっと身体はだるい。
ひどく汗をかいて目が覚めて、シャワー。
鏡を見るたびに、ちいさなため息が出る。
バンダナを巻いて、ベランダで洗濯物を干しながら、
お向かいのマンションから見えても、変に思われないよね…なんて気にしてしまう。
それから、ひとりでよかったと、しみじみと思った。
もしも母がこの姿を見たら、どんなにかつらいだろう、見せずにすんでよかったなって。
…で、ふと気付く。
この姿を見たくないという、あのひとの気持ち。
嫌悪感じゃなく、もしかしたら、可哀そうでつらくなるから?
わからないけれど、この件について、直接話そうとは思わないけど。
あのひとは昨日、うちに来てくれた。
初めは少し緊張したけれど、胸の中におさまって体温を感じてたら力がゆるんだ。
今までどおりというわけにはいかないけれど、まだ続けていけそう。
またこころの底から笑えるように、はやく治療を終えて元気になりたい。。。
わかっていても、やっぱりぎょっとして、しばらく動悸が止まらない。
こんなの心臓によくないわ。
明日、美容院に行こう。
副作用…。
知ってはいても、覚悟はしていても、
やはり自分の身に起こって、
現実に自分の目で見ると、ショック。
まだ始まったばかりだからか、
泣きたいとか、悲しいとかじゃなく、ただただ驚いてしまう。
仕方ない、薬が効いている証拠だよね。。。
と、思うしかない。
がんばる!

退院後、初めての外来へ。
本当に久しぶりに電車に乗った。
これまでの入退院はタクシー使っていたので。
電車の中で、駅で、たくさんの人とすれ違いながら、みんな淡々と歩いているけれど、この中には、わたしのように病気を抱えている人もいるだろう、家族が病気の人もいるだろう、と、しみじみしてしまった。

血液検査の結果は、わるくなかった。
もちろん健康体ではないけれど、とんでもなく悪い数値のものはない。
それでせっかくほっとしたのに、そのまま帰ればよかったのに、何気なく
「次のお薬治療の副作用も、この間と同じですよね」
と聞いたところ、主治医の先生の返事は
「うーん、回数を重ねるごとに、副作用はきつくなるかもしれないね」
とのこと。
聞かなきゃよかった~~。

まあ、ともかく、いいことも、わるいこともあるのが人生だ。
どっちかばかりってわけにはいかないもんねえ。

疲れ

2010年9月8日 日常
無事にお薬の治療を終えて帰宅している。
近所のコンビニに行ったり、美容院で髪を短く切ったり。
高校時代の友達から久しぶりに連絡が来て、長電話したり。
あのひとと甘いおやつを食べながらおしゃべりしたり、はぐしたり。
友達から借りた、お笑いのDVD見て、ひとりであははと笑ったり。
だけどなんとなく、こころがくつろいでない。
また病院に戻るんだし、って思うから。

今日は母に電話をした。
心配させないようにと、本当の病名を言っていないから、嘘をついているから、電話するのが億劫で、退院の日も今日だって嘘をついて引き延ばしていた。
明るい声出して、もう大丈夫って言って、嫌な汗をかいて、疲れた。

こころが、ちょっとくたくた。
この先もずーっと嘘つかなくちゃいけないのが、ゆううつ。
今日からまた入院。
お薬の治療が始まる。
手術の前にも不安になったけど、今回は術後で身体が弱っている状態だから、副作用がどれだけ身体にこたえるか、のりきれるか、不安でいっぱい。

でも、がんばるしかない。
自分の身体、自分の人生を取り戻さなくちゃ。
元気になって、またわくわくする楽しいことをしなくちゃ。
誰に代わってもらうこともできない、わたしの身体、わたしの人生だもん。
たたかうのも、乗り越えるのも、わたし自身。
負けないぞー!
こころを強く持って、身体のもってる抵抗力とか回復力とか免疫力とかに、フル稼働してもらって、乗り切ってやるー!

以前に比べたら、副作用の吐き気を抑える新薬もできているそうだし。
脱毛については、仕方ない。受け入れて、時間に任せるしかないし。
これまでに、たくさんのひとたちが、きっとその薬で救われてるんだし。
たくさんの研究者さんたちが、一生懸命開発してくれているんだし。
主治医さんも、看護師さんたちも、応援してくれているし。
ともだちも、あのひとも、応援し、祈っててくれるというし。
がんばる。
がんばるーーー!
今日は体調もよくなくて、こころもおちてる。
またぜったいに元気になるつもりだけど、でも、以前のわたしに戻れるわけじゃないもの。
そう思ったら、ほんの以前の日々が懐かしくて、さみしくて。
よくないな、こういうの。
また浮上しなくちゃ。
がんばる気力、取り戻さなくちゃ。

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実は昨日、日記を書いたすぐあとに、あのひとが来てくれた。
それでうれしくて、元気出たんだけどな。
浮き沈み、浮き沈み。
でもそれも、生きてるからこそだよね。

こころの底から、もっともっと生きたいって思う。
健康に、元気になりたいって、思う。

がまん

2010年8月26日 日常
病人の一日って、長い。。。
夜、何度も目が覚めてしまって、
いらいらしているうちに朝になってしまう。
薬をきちんと飲まなくちゃだから、起きてあさごはんを食べる。
食後にまた寝ればいいのに、もう眠れない。
体を少ししか動かさないからかなと思って、
今日はおもいきって、スーパーまで歩いてみた。
以前なら10分くらいで歩いてた距離が、倍の時間がかかる。
いらいらするけど、身体、思うように動かない。
帰ってぐったり横になる。
うとうとするけど、眠れない。

あのひとに会いたいって思う。
すっぽりと胸の中におさまっていれば、
眠れなくたってじわじわ元気になれるような気がする。
でも、あのひとも今は痛みの中にいるんだから、がまん。
何度もメールしかけて、がまん。
元気だったら、夜になれば会いに行けたのに、今は無理だから、がまん。
ああ、つらいなあ。
昨日、あんなだらだらと日記を書いておきながら、
一番大事なことを書いてませんでした(汗)。

入院前、入院中、読んでくださった皆さま、励ましや暖かいお言葉を下さった皆さま、本当にありがとうございました。
無事に手術を終え、生きて帰宅することができました。
コメントのひとつひとつに、お返事もしないままでごめんなさい。
入院中、眠れない夜中など、何度もDNを開いては、皆さまのコメントを読みなおしたりしていました。
たくさん、支えていただきました。
本当にありがとう。
こころから感謝しています。
まだまだ闘病は続くけど、また弱音も愚痴もきっとだらだら書くけど、それでもやっぱり、わたしの中の芯というか、根っこというか、こころの真中には、ぜったいに治る!という思いをしっかり持って、がんばります。

退院の報告、皆さまへのお礼、きちんと書いていなくて、申し訳ないです。
お恥ずかしいかぎりです。。。。
一時退院して、三日目。
相変わらず傷口はまだ痛いし、足は痺れているし、体力はないし、
ごろごろと寝てばかりいる。
さすがにこれでは体力が回復しないので、今朝は近所の神社に行った。
お参りして、おみくじをひいて、、、、ひどく落ち込んだ。
んんん、図星すぎる。

ところで、入院中はベッドの中から携帯で日記を書いていたので、
入力が面倒だなあと思っていたのだけど、
家に帰ってPCに向かってみたら、
入力は楽だけれど長時間座っていられないことがわかった。
お腹の傷跡がまだ痛むせいもあるし、体力が落ちてるせいもあるけど
びっくりしたのは、手術後すっかり痩せてしまったために、
お尻のお肉がなくなってしまったらしく(?)、椅子に座ること自体がつらいのだ。
わたしのPCデスクの椅子って、木製なので。
クッションを置いてみたりしても、5分といられないので、
数行打っては立ち上がってみたり…。
病気って、いろんな、思わぬところに影響があるんだなあ。。。


一昨日、今日と、あのひとは来てくれているのだけれど、
こちらも思わぬ事態になってしまっている。
あのひとも、とある病気が発症してしまい、痛みがひどくて病院通いをしているのだ。
ふたりして横になって、あいたたた…って言い合っている情けなさ。
本当に人生って何が起こるかわからない。
去年の今頃のわたしたちは、あんなに元気であいしあっていたのにねえ。
来年の今頃は、どうしているのかな…。
明日から姉が来てくれるので、今日でしばらくあのひととお別れ。
この頃忙しいあのひとが(実はお父さんも入院しているので…)
午前中にメールをくれて、久しぶりに一緒にランチをすることになった。

お出かけするのもいいんだけれど、あまりに暑くて億劫なので、
冷蔵庫のアリモノでなんとか作れそうだったので、うちにきてもらった。
あのひとは、甘い卵焼きが好きなんだって言ってたけど、
わたしんちは、甘くない卵焼きなんだよなあ。
でも、作ってみた。
思いっきり甘くしたつもりなのに、まだぜんぜん甘くないんだって。
ひえー。
それぞれの、家庭の味、ソウルフードって、びっくりするほど違うものね。
相変わらず、お味噌汁は褒められるんだけど、お味噌汁なんか誰が作っても大差ないと思うんだけどねえ。。。。
鯖の醤油漬け(冷凍していたもの)を焼いて、たことセロリをガーリックとオリーブオイルで炒めて、もやしのナムルを作って、きゅうりとわかめとえのきの酢の物を作って、、、、わたしはテンションが上がっていたのでビールを飲んで(笑)

お腹いっぱいになって、ごろごろだらだら過ごす。
今日からしばしのお別れだから、ぎゅーってはぐして、この体温、この肌触りを記憶の中にぎゅっと刻む。あのひともそう言って、わたしをだきしめてくれるので、嬉しくてセツナクて、ほろりときちゃう。
基本的にクールな(?たぶん…)わたしだけど
「もう行かなくちゃ」
「…やだー!」
なあんていう、小娘みたいな(笑)会話を何度も繰り返してしまった。
ま、たまにはいいよねえ。
(こんなこと書くの、恥ずかしいんだけれど、ま、これもたまには…笑)

ひとりでうとうとと夕寝して、窓から夕暮れていく街を眺めて、
この景色ともしばしのお別れだなと思う。
まだ、この街に来て1年半にもならないのに、すっかり馴染んだ風景。
少しおセンチになって、泣いてみようかしらとも思ったけれど、
全然普通に来月も、再来月も、来年も、この風景を見ているだろうと思えて、泣く気がそがれた(笑)。

さあ。
これからしばらくは闘いだ。
わたし、痛いのも苦しいのもめんどくさいのも大嫌い。
だけど、クヨクヨするのや、悲観的になるのや、自分を必要以上に可哀そうがるのや、運命を恨むのとかよりは、ちょっとはましだと思う。
なので、痛いのや、苦しいのや、めんどくさいのと、闘うつもり。
おひとりさまの底力、見せてやるさ~!(笑)

励ましてくださるみなさんのやさしいこころを、体中の細胞に浸み渡らせて、がんばってきまーす。
今日は入院前の最後の検査だった。
いつもはたくさん待たされるのに、拍子抜けするくらい早く終わった。

デパートに寄り道して、ふらふらとウインドウショッピング。
といっても、なんだかもう、お洋服に興味が持てない。
ふん、どうせどうせ、これから1ヶ月はねまき生活よ!
という、スネた気持ちもあったりして。
そういうわけで、寝具売り場がひどくたのしい。
タオルとかねまきとか、タオルケットとか、枕とか。
指先でさわっては、ほわんとした気持ちになる。
まさかタオルケットや枕は、病院に持ち込めないけど(笑)
泊まりに来てくれる姉のために、タオルケットを一枚買う。
自分のために、タオル地のねまきを買う。
ほっこり。

それだけの荷物をすでに抱えているというのに、本屋へ行き
入院中に読むつもりで、あれこれ選ぶ。
あまり頭を使わなくてすみそうな、こころが穏やかになるような本を。
結局7冊抱えて、荷物は両手いっぱいになる。
でも、このまま帰るわけにはいかない。
冷蔵庫が空っぽなのだ。

というわけで、食料品売り場でうなぎを買い、あれを買い、これを買い…。
このところ、とにかく食に執着が出てきたみたいで、
あれを食べたい、これを食べたい、と、ぎらぎらしているわたし。
最後にはビールまで買って、もう腕が折れそう(笑)。
でも、ふらふらになって家に帰りついて、食べたうなぎの美味しいこと!
ああ、なんて美味しいんだろう、って思って、
手術後にもこうして美味しくモノが食べられるのかしら、って不安になって、
でもでも、食いしん坊のわたしだから、あれ食べたい!これ食べたい!
って思う気持ちがバネになって、回復する気力がわいちゃうのかも…と思った。
うん、そーだ。
だからこそ、今、美味しいものの記憶をたくさん残しておかなくちゃ。


満腹でうとうとしていたら、あのひとがうちに来てくれた。
ほんの少しだけだけど、あたたかな時間を過ごす。
こういう日々、大事な日々、なくしたくないから、
ぜったいに元気で戻ってこなくちゃ。

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