毎日、ぐったりするような暑さが続く。
入院日も手術日も決まり、
やっておかなくちゃいけないことがある気がするけど、
なんだかぼーんやり過ごしている。

おともだちと一緒に、ご飯食べたり飲んだりお喋りしたり
近所のお祭りを、ひとりでぼーっと眺めたり
あのひとと、だらだらお昼寝したり
昔大好きだった漫画を１巻から２７巻まで読み返したり。

のんきに過ごしているみたいだけど、
こういう時間が、本当はとても大切な時間なんだろうと
うっすら気付いているんだ。

退院後、また、こういうふうにのんきに過ごすことができるのかな。
できればいいな。
そういう穏やかな、のんきなこころを取り戻せるかな。
いつまでも痛みや、後遺症や、再発や、そういうものに苦しめられたりしないかな。

今は、うっすらとしあわせで、うっすらと不安。
そういう、猶予期間みたいなかんじ。

入院日と、手術日は決まった。
あとはがんばって治療するだけ。
だけど。
今日はなんだかがんばれない気持ち。
何もかもが、つまんない。
もう、楽しいことなんかないんじゃないのって思ってしまう。
明日になったら、きっとまたがんばれると思うけど、今日はもうやだ。
やさぐれて、飲みに行ってきます。

今日は語学教室へ。
事務の方に事情を話して、休学手続きを済ませた。
先生には先週、病気のことは話していたので、
今日はしばしのお別れということで、レッスン後に一緒にランチに行った。
手術直後は無理だろうけれど、自宅療養になったら、
時間もたくさんあるし、めいっぱい語学の勉強しよう。
読書や勉強や考え事の時間を、神様からたくさんもらったんだもの。
がんばろうっと♪

ランチ後、家電量販店へ寄り道。
ミキサーの値段を見たら、とってもお安かった！
これならすぐに買える～♪と思ったけど、持って帰るのがきついので、
姉がこちらに来てくれてから、一緒に買いにいくつもり。
これで退院後はガスパチョや、いろんなスープが簡単に作れる～。

ねまき問題は無印とネットショッピングで解決したし、
かわいいタオルやコップも買ったし、
足のむくみ防止用くつしたも買ったし、
なんとか一段落した感じだ。
さてさて、あとは治療に専念するだけだ！

仕事を休んで１週間め。
病人のわりには、毎日動き回っている（笑）。
手術したあとは当分動けないんだから！という焦りと、
まだ動けるのに寝込んでいたら、そのまま寝ついちゃうかも…という不安と、
やらなきゃいけないことがいろいろあるっていうシンプルな理由で。
動いているといっても、何かあったらすぐに病院に運んでもらえるように
この街から出てないので、ちょっと物足りないのだけど…。

で、この暑さの中、毎日少しずつとはいえ動き回っている病人がどうなるかというと、、、、やっぱりばてちゃうのだった。
うーん、腰が痛い。足の付け根が痛い。
腰はともかく、足の付け根（そけい部とかいうのかな）が痛いのは、病気と関係ありそうで怖い。
今日はおとなしくしてなくちゃね…。
…できるかなぁ。。。

昨日は大勢のともだちが、わたしの街まで来てくれて
レストランの個室を借りきって、昼間っからビールなんか飲んで大宴会（？）。
久しぶりに会ったひともいたし、赤ちゃん連れもいたし、賑やかでたのしい。
もうこれ以上は無理！っていうくらい、たらふく食べて、
お土産…じゃないか、お見舞いもたくさんいただいて、夕方帰宅。

でも、楽しかった反動なのか、帰り道がつらくてつらくて。
これまでだったら平気で歩いてた15分の道のりを、とても歩けない気がして、
たった一駅だけど、わざわざ電車に乗ってしまった。
ぐったりと家にたどりついて、日々ちょっとずつ体力が衰えていくように思えて、
つまりはそれって、日々病気が進んでいるように思えて、不安になった。

シャワーを浴びて、お布団にもぐりこんで、こんこんと眠る。
目が覚めたら夜の９時くらいで、それでもだるさが抜けていなくて、また眠る。
夜中に、何度も何度も目をさまして、そのたびにかなしくなった。
からだのだるさ、ちいさなお腹の痛み、腰の痛み。
目が覚めるたびに、ああ、そうだった、わたし病気なんだった、って思った。
目覚めて、また眠って、目覚めて、また眠って、
ようやく朝が来たら、からだを覆っていただるさの膜みたいなものがとれていた。
まだお腹は張ってるけど、腰も痛いけど、でも、少しでも疲れから回復できたんだ、自分の力で！って思ったら、嬉しくなった。
朝っていいなあって、しみじみと思った。

そして、昨日いただいたお見舞いの品の数々を、あらためて眺めて、とてもほっこりした気持ちになった。
このかわいらしい、ちいさなものたちが、きっとわたしを支えてくれる。
ありがとう。

少しずつでも入院の準備を始めようと、何が必要か考えながらそろえている。
でも、やってることといったら、i-podに入れていく音楽の準備とか
（若いころに聞いていたものをどうしても聞きたくて、レンタルしたり）、
ポータブルDVDプレイヤーを買ってみたりとか、
アマゾンで漫画の本を買ってみたりとか、
あー、それからかわいいねまきやタオルや下着も買おうっと♪とか、
かわいいパッケージのハーブティを買ったりとか、
……まったくもう、旅行や遠足じゃないんですから（笑）
だけど、お気に入りのものがそばにあるほうが、つらいことを我慢しやすそうだもの。

明日は古くからの友人たちが、壮行会（？）してくれるというので
美味しいものをたくさん食べてくるつもり。

こころの準備も、少しずつ。。。
本当は、一昨日より昨日、昨日より今日…と、体力が落ちているような感じがしてて、怖い。
ただの暑さのせいだよね、病気が進んでいるのじゃないよね、と自分に言い聞かせながら、少しずつ少しずつ、戦いの準備。
がんばらなくちゃ。

病院、行ってきました。
病名は、今度は予想通り。
入院・手術の予定を早めてもらえるかもしれないので、
もしかしたら今月末に入院ということになるかも。
もう、こうなったら、とっとと切ってもらいやしょう！

先生の言葉を聞いた瞬間は、
「ああ、やっぱり…」
と、ショックを受けたけれど、帰り道、じわじわとわきあがってきたのは、
「んん？でもわたし、なんだかちっとも死ぬような気がしない！」
という、何の根拠もない自信だった。
そしてやがて、淡々と、静かに、
「ああこれは、たぶんわたし無事に生還するんだろうな…」
と思えた。
この野生の勘（？）が、当たるといいと思う。
わたしはまだまだ生きていたい。
青空も雨空も、桜も雪も、川も野良猫たちも、あのひともともだちも、みんなみんなだいすきだから。
がんばれ、わたし！

今日も病院。
検査の予約が午後３時半とかなのに、その６時間前から絶食しなくちゃいけなくて、お腹が空いてつらかった。
絶食しなくちゃいけない検査なんて、午前中にしてほしい。
はらぺこで、ふらふらで、造影剤を注射されて、気分が悪くなるかと思いきや、ちょっと違和感はあったけど全然平気で、わたしって健康体なんじゃないのーと思ってしまう。
担当の先生にお会いしたかったけど、予約していないので無理で、それならばと明日の予約を入れようとしたら、前々日までの予約しか受けられないという。
月曜日に来た時に、木曜日にお会いできるかもと言われたんですが…と食い下がったら、なんとか明日の予約を入れることができた。
けど…お会いしてどうなるものでもないんだよな。
まだ検査結果は出ていないし。
それでも、この間の初診の時には、なんだかショックでぼーっとして帰ってきてしまったので、もう一度ちゃんとお話したいのだ。
こういう患者って迷惑かしら。。。

なんだかいらいらしてして、帰りに大食いしてしまった。
ただでさえ、お腹ぽっこりしているのに、脂肪もついちゃうかもー。

昨夜は何度も目が覚めて、芯からねむれないかんじだった。
結局、外が明るくなると同時に起きてしまった。
仕事に行かなくていいのに、いつもより早起き。
あさごはんをゆっくり食べて、久しぶりの天気だから洗濯をして
読みかけの「1Q84」を読み終えて、うたたねして、目が覚めて、
なんとそれでもまだ午前中だった。
うわあ、なんだか時間の流れ方がへん。
って、さっきそんな文章読んだよな。

おひるごはんをゆっくり食べて、ぼんやりしていたら、
あのひとからメール。
散歩のお誘い。
15分くらい電車に乗って、ふるいお寺の街へ行って、のんびりあるいて、
ちいさなかわいらしいものや、美味しいお刺身を買って帰る。
わたしの部屋で、お刺身と冷酒。
ささやかな午後の宴。
それからほほよせておひるね。
静かに静かに夕暮れていく。
あのひとは帰ってゆく。

会社の後輩君からメール。
『おどろきました。
　病名は聞いてないけど、がんばってください。
　元気になって、また一緒に仕事しましょう！』
だって。
ちょっと、ほろりとする。

今夜も早寝しよう。
お日様あびてうろうろ歩いたから、今夜は眠れるんじゃないかなあ。

制服のスカートのボタンが、とまらなくなってしまった。
ううん、先週までは入ってた。
というか無理やりボタンをとめてた。
だけど、もうこわくてできない。
一日中座っているのもつらい。くるしい。
圧迫されて負担がかかるようで、こわい。
仕事休めばみんなに迷惑かけるけど、わたしは自分のいのちが惜しい。
と、思った。
本当のところ、まだ悪性だと決まったわけじゃないけど、でも。
仕事してても集中できないし、
思い切って、上司に早めに病気休暇取らせてくださいって言った。
直属の女性上司はわかってくれたけど、もっと上でクレームがついた。
やさしくないなあ。。。。

それでも結局休めることになった…のは、いいけれど。
病気休暇が長くなると、お給料がカットされる。
わたしはわたしの稼ぎで生きているので、それはちょっとつらい。
ああもう。
お金も絶対に必要だけれど、やっぱりわたしは自分のいのちが惜しい。
何と秤にかけたって、生きていたい気持ちに勝てるものはないよ。

なーんて、今日もまたおおげさな話。
でも、でも、でも、考えてしまう。

今日は朝から病院で検査、検査。
すっかり疲れ果ててしまった。
体中ががちがちにこわばっている。
先週末、自分の病気を知って以来、なんだかすぐに疲れてしまう。
その前日までと、急激に変化があったはずないのに。

手術を受ける来月どころか、検査結果の出る来週を待てずに
もう、会社を休んでしまおうかと考えている。
初めは、同僚さんたちに迷惑をかけたくないから、
ぎりぎりまで頑張ろうって思っていたけれど、
そういうふうに上司にも伝えたんだけど、
もう、こころが頑張れない気がしてきた。。。
これまでずいぶん頑張ってきたんだから、いいかな。

手術を終えてから、どのくらい元気に戻れるかわからないから、
今の、まだ元気なうちに、やらなきゃいけないことがあるんじゃないかと不安。
戻れるかどうかだってわからないんだから、身辺整理もしなくちゃね。
後の整理をしてくれるはずの姉に、わかりやすくしておかなければ。
って、何をすればいいのかな。
保険金の請求とか、預金とか、部屋やケーブルテレビの契約書とか？
実感のない死というものに伴う、こういう現実的なことを考えてしまう、人間って変だなあ。

まだ、なんだかぼんやりしている。
来週、あれこれ検査が始まったら実感するのかなあ。
検査の結果を聞くまでは、やっぱり現実感ないような気もする。

昨日は夕方に姉に電話をして相談した。
手術の日には、姉が上京してくれるという。
姉も仕事で忙しいのだけれど、さすがにこういう事態なので甘えることにした。

夜はあのひとのところへ。
「なにしろわたし、ひとりだからさ」
って言ったら、
「おれがいるじゃないっすか」
だなんて言ってくれるけど。
午前中、病院で話を聞いてからずっと考えていたのは、今回のことでは、あのひとに何も期待しない、依存しない、基本的にひとりで乗り切る、ということだった。
たとえあのひとが、わたしのそばにずっとついていてあげたいと思ってくれても、実際そうするわけにはいかないんだから。
そういうふうに強くあろうとしているけれど、やっぱり少し泣いてしまった。
そういうふうに強がっているけど、やっぱり、あのひとがいることで、わたしは本当にひとりぼっちなわけじゃないと思えて、嬉しいんだ。
何もしてくれなくても、こころだけでも、支えになるだろうから。

さて、これから仕事。
上司に休職について相談しなくちゃだ。
ひとつひとつ、できることから。

今日、病院に行ってきた。
近所のクリニックとかじゃなく、大きな総合病院にしたのは
たぶんあれこれ検査しなくちゃいけないだろうという予想があったから。
だけど、告げられた病名は、全然予想外だった。

先のことはわからないって、いつも思っているし、ここにも何度も書いた。
でも、だからといって、予想外のことに対応できるわけじゃない。
覚悟が、できてるわけじゃない。

手術を、することになった。
担当の先生が、有無を言わさず直近のあいている日を指定した。
（といっても来月末。手術待ちのひとって多いんだなあ）
手術をしないっていう選択肢は、ない。
わたしは、まだ事態が飲み込めていなくて、
「ええと、それで、手術後、どのくらいで仕事復帰できますか？」
と、軽く聞いた。
先生は一瞬つまって、わたしの目を見て、ゆっくりと説明してくれた。
それを聞いて、ようやく、じわじわと怖くなってきた。

最悪の場合、半年以上は休職しなくちゃいけないみたい。
最悪になるかどうかは、まず、来週の検査の結果しだいだけれど。

たくさんの検査の予約をして、お支払いをして、外へ。
久しぶりの上天気で、空は明るい青。木々はみどり。きらきら。
ぼんやりとタクシーにのって帰った。
考えなくちゃいけないことが、たくさんありすぎて、ぼんやりしてしまう。
仕事のこと、お金のこと、今後のこと。
入院するとなると、身の回りのこと。
近くに家族はいないし、手術なんて初めてだし、
一体、何がどう、さしあたって困ることなのかさえわからない。

おちついて、ひとつひとつ考えていくしかない。
さて、これから、おひとりさまの頑張りどころだな。

・これが更年期の始まりなのかなあ。
　不意にいらいらしたり、かなしくなったり、途方にくれたり。
　ん？
　でも、昔からわたし、そういう傾向あったよな。
　不穏なこころに、ただ名前をつけて安心したいのかもしれない。


・言葉のこと。
　言葉は、こわい。
　悪気なくひとを傷つけてしまうし、ひとの悪気ない言葉に傷ついてしまう。
　45年も生きているのに、未だにそう。
　ひととのかかわりを絶ち、ひきこもるひとのきもちもわからなくはない。
　わたしにも、そういう時期があったもの。
　けれど、ひととかかわることが、生きるということだと知っているから。
　ヒリヒリしながら、後悔しながら、泣きながらでも、外へ出る。
　生きる。逃げない。


・涙のこと。
　傷つけて、傷ついて、ひとがこわくて、でもひとりもこわくて、街へ出た。
　雨の中をひとりで歩いて歩いて歩いて、こころががさがさになって。
　ひとりで場末の立ち飲み屋に入って、ひとりで酒を飲んだ。
　背筋を伸ばして、きっぱりと強がって、飲んだ。
　外へ出ると、雨の街の灯りがあまりにも美しかった。
　ほろりと泣けて、うるんだ灯りはますます美しかった。
　涙を流せたら、少し楽になること。
　場末の街はヒトリモノにやさしいこと。
　昔から知っていたことを再確認する。
　わたしは、この街が好きだ。


・恋のこと。
　あのひとに会ってから、ちょうど１年経った。
　ドアを開けると、去年のあの日と同じ空気が漂っていた。
　日曜日の早い時間の、誰もいない店内、すてきな音楽。
　それでわたしはまた泣いてしまう。
　わたしの居場所が、わたしのあのひとが、愛おしくて。
　わたしたちの恋は、今夜もぐるぐるとらせんのなかにある。
　どこにも行かない。出口は見えない。
　でもわたしはそれがいやじゃない。
　らせんのなかで、あそぶ。


・仕事のこと。
　わたしにとって、仕事は生きがいじゃない。
　やりがいなんか感じない。
　食べて寝て着るため、生きていくためのもの。
　遊ぶ金欲しさに、やっているもの。
　責任感と、わずかな矜持をもって、こなしてはいるけれど、きらい。
　仕事をせずに生きていけたらと思う。
　宝くじが当たったらやめてやるう、といつも思っている。
　それなのに、自分の仕事をひとに批判されると、むっとしてしまう（笑）。
　ばたばたあわただしくも、充実感を感じる日もある。
　ん、でも、ぜったい、仕事なんかきらい。
　早く定年になりたーい。　
　

・からだのこと。
　不安な要素が、あれこれ。
　それなのに、病院に行くのをついつい先延ばしにしてしまっている。
　せっかく止めていた煙草、最近また吸ってしまう。
　だめだなあ。


・家族のこと。
　母は老いてゆく。
　姉にすべてを任せてしまっていることを申し訳なく思っている。
　でも、でも、でも、わたしはこうして自分勝手に生きている。
　

・過去のこと。
　過去は、消せないし、忘れ去ることもできない。
　その上、過去っていうもんは、どんどん増えていくのだ。
　消せないし、変えられないし、忘れ去ることもできない。
　消化することも、昇華することも、浄化することも、たぶんできない。
　ありのままのすべてを抱えて、ひきずって、そうして生きるしかない。
　生きるつよさを持たなければと思う。
　誰にも頼ることなく、ひとりで抱えていくしかないものが、確実にあるから。

何があったというわけでもないけど、なんとなく、言葉が出てこない。
日々のこころのうろうろを、書き残しておきたいんだけど、どうにもだめだ。
落ちてるわけでもなく、淡々と過ごしてはいるけど。
とりあえず、あしたから数日間、休暇をとって実家へ帰ってきます。
こころのたてなおし、できるといいなあ。

年齢とともに、からだのあちこちが変化していく。
仕方ないけれど、ちょっと気が滅入る。
あーあ。
これが噂の（？）更○期なのかなあ。
行きたくないけれど、また病院に行かなくちゃ。。。

ただでさえつまんない月曜日だというのに、雨。
もう梅雨入りなんだなあ。。。

ああ、つまんない。

わたしは、気付けばいつもいつも、あのひとのことばかり思っている。
会いたいなあとか、あの日は楽しかったなあとか、今度会ったらあの話をしようとか、あの料理を作ってあげようとか…。
あのひとはどうなのかなあ。
どんなときに、わたしのことを思うのかなあ。
こうして会えない月曜日に、会いたいと思ってくれているのかなあ。

ああ、つまんない。

月曜日はできるだけ有意義に過ごしたいと思って、語学レッスンや美容院の予約を入れた。きちんと勉強したし、髪の毛もすっきり短くしたし、有意義じゃなかったわけじゃないけど、こころは満たされない。

ああ、つまんない。
いろいろ、あれこれ、つまんない！

もやもやして、こころが定まらないかんじだ。
おちつかない。
おちつかない。
仕事の帰り、道端につっぷしてわんわん泣きたいような気分になる。
しないけどね。
これはもしかして、噂の更○期ってやつなのかしら。。。

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今日の仕事中、ぼーんやりと考えていた。
わたし、これからどうなるのかな。
どうなりたいのかな。
わたしが求めている暮らしは、どういうものなのかな。
できるだけシンプルに、できるだけ淡々と冷静に考えてみると、
絶対に外せないものは、経済的自立と、ひとりの時間。
こころの安定のためにほしいものは、楽しめる趣味と、穏やかな恋愛、かなあ。

そうだとしたら、今のわたしって、そのどれもを持っているじゃない？って思ったのだ。
わたしとあのひととのことが、穏やかかどうかは、ちょっと疑問だけど、、、でも、一緒に暮らす未来なんて求めていないんだから、こころが近づくことや、離れることはあっても（その結果別れることはあっても）、この関係が変わることはないわけで、わたしはそれでいいと思っている、、、つもり。
あのひとは、とってもわたしを愛くしんでくれているし。

でも、じゃあ、どうしてわたしはこんなにこころがうろうろするの。
求めている暮らしを、しているはずなんじゃないの。
何が違うの。



んんーーー。
やっぱりただ単に、仕事したくない病なのかなぁ（笑）。

つかれた。

今日はお休み。
おともだちと昼間から夜まで楽しく飲んで、おしゃべりした帰り道、電車の中で携帯が鳴った。
知らない番号だと基本的に出ないのだけど、なんだかざわざわと気になった。
どうにも気になってしまって、普段はそんなことしないのに、電車を降りてから返電してしまった。

そうしたら、元義弟（離婚した夫の弟）だったのだ。
一応まだ登録しているから、知らない番号だったってことは、番号を変えたんだろうけど、それはまあどうでもよくて、なんで今さらわたしに電話？
もしかして、なにか重大なこと？
と、一瞬驚いて、
「どうしたの？」
って聞いたら
「この間の法事にも来てなかったし、どうしてるかと思って…」
と言う。

え？？
はあ？？？
なんで？
離婚して１年半にもなろうというのに、なんでわたしが法事に行くの？
「あの、元夫に何も聞いてないの？」
「聞いてないけど…」
「悪いんだけど、元夫に聞いてください。じゃあ。」
って電話を切ったけれど、どうにもしゃくぜんとしない。

つまり、元夫はわたしと離婚したことを、義弟に知らせてないわけね。
法事に集まったご親戚の皆さんにもね。
…。
まあ、ご親戚なんかには、わざわざ知らせる必要もないだろうけれど、
義弟にくらいはちゃんと伝えてなさいよ！と腹が立った。
だって、義弟がわたしに電話してくるのって、これまで必ずといっていいほど、
借金の申し込みか人生相談なんだもん。
そのどちらも、今のわたしには聞く筋合いはないんだもん。

ああ、もう。
やっぱり元夫は、いまだに面倒なことから逃避しているんだなあ。
離婚のことを身内に話せば、あれこれ聞かれて面倒だろうけど、でも。
あんなに大変な思いをして離婚して、やっと１年半近く過ぎて、たまに思い出し怒り（笑）もするけれど、おおむねわたしはひとりの人生をがんばって生きているっていうのに、どうして今さらこんなふうに、こころを乱されなくちゃいけないの。
ああ、もう、まったくもう。

いらいらを持て余して、急ぎ足で帰宅して、姉と長電話してストレス発散。

それでもまだ、しゃくぜんとしない。
ああ、もう、まったく、もう。

新しいパソコンを買った。
で、いろいろと設定をしなくちゃいけなくって、もう、うんざり。
説明書を読むの、だいきらい。
専門用語もさっぱりわからないし。
何度もカスタマーセンターに電話して、なんとかインターネットにつながるようになったと思ったら、今度はセキュリティソフトが動かない。そうこうしているうちに、またネットにつながらなくなったりして、本当にうんざり。げんなり。
その上、古い方のパソコンのデータを完全に消去しないと危険だというのだけど、これまた難しすぎてさっぱりわからない。
それもこれも、データを盗み出して悪用したりするひとがいるからなんだよね。
わたしのささやかなデータなんて、何の役にも立たないし、お金にもならないと思うけど、でも、やっぱりきもちわるいし…。
ああ、もう、いや！

結婚していたころは、こういうのって全部夫にやってもらっていたからなあ。。
ひとりになってからは、電球替えとか、棚の組み立てとか、それまでできなかったこと、しなかったことをやらなくちゃいけなくなり、なんとか克服してきた（おおげさ！）けど、さすがに今回はハードルが高いわー。へとへと。
結局、古いパソコンについては業者さんにお願いしようと決めた。

ぐったり。